現実を変えるたった1つの方法・心をコントロールする 期待、願望、希望的観測は絶望を生む

sponsor link

今なら「初月基本料金0円から」「最大9,988円 OFF」など

三叉神経痛で神経衰弱

悪夢

オレが三叉神経痛に悩まされている。去年の秋はその痛みに耐えかねて、神経衰弱まで起こした。いつ来るか判らない痛みに対する恐怖感から、食事を摂る事も出来なくなってしまった。何日も食べないでいると、空腹が平気になる。その時は死を身近に感じた。

寝ているしか仕方のないオレは、食事も水もほとんど取ること無く3日間寝込んだ。体重も47kg台にまで落ちてしまう。もう難民レベルの痩せ方だった。

結局のところ、そんな状態から脱出するために、内科を受診して薬を処方してもらう事にした。オレとしてはとても不本意だったが。いっときでも薬を使って痛みを緩和して、食事を食べられるようにしなければ本当に衰弱して死んでしまう。

そうやってなんとかこの神経衰弱からは脱出することが出来た。それからオレは徐々に回復した。去年の暮れから正月明けぐらいまでは、全く痛みを感じない平和な日々を過ごす事が出来た。

再び三叉神経痛の悪夢

ところが正月休みが明け、仕事が始まると1日に1度ぐらいは顔に痛みが走る。つい先日は朝から最悪の状態で、うつむいただけ、歩いただけ、横を向いただけなのに顔に鋭い痛みが走った。去年の秋の最悪の時よりも、痛みの頻度は遥かに高かった。

だけども今のオレはその痛みを平然と受け止めてしまっている。食事時に痛みが走っても、一瞬手が止まるだけで、そのまま普通にご飯が食べているオレがいる。あの時のオレなら、もうそれで食事は中断だったろう。その時と今のオレは何が違うのか?

全てを受入れる

あの時と今の1番の違いを考えてみた。単に自信がついたとか、そんな事じゃない。それは全てを受入れる事にしたという事だ。何かをすると痛みが走る。それはとても嫌な事だが、もう一生無くす事は出来ないかもしれない。ならこの痛みがあってあたりまえ。かゆみと同じだと思うようにして、よく起こる日常の現象なんだと特に意識しない事にしたのだ。

そう思う事にした事は、去年の秋の神経衰弱がある。夏に1度三叉神経痛が酷くなり、その後少し落ちついて痛みの無い日々が暫く続いた。そして10月になり再び痛みが頻発する。その時にオレはとてもガッカリしたのだ。

たかが2ヶ月程度の間、痛みを感じなかっただけだった。なのにオレは、もう痛まないかも知れないと、変な期待、願望が強まっていたのだ。いやそう思い込もうとしていたのだ。

もうオレは痛みから解放されたかも知れないという、なんら根拠の無い期待、願望。そんな都合の思いに囚われたオレは、再び三叉神経痛の痛みが顔に走った時、「こんなはずじゃなかった」ととても深く落胆する。その落胆が、神経衰弱を引き起こしたんだろう。

オレが抱いた思いは、ただの希望的観測、現実逃避だ。現実に向き合うのが嫌で、そんな願望にすがっていたのだ。なんかの宗教の信者と一緒だ。何かにすがり、その結果救われるんならどんどんすがればいいと思う。

だけども救われるなんて事はほとんどない。一生すがりつくだけで終りだ。それどころか何時の日か願望が裏切られた時に、酷い精神的ショックを受ける。こんなはずじゃなかったのにと。

だけどもそのショックとは、すべて自分の心が作り出したもの。何かにすがりつきたいという、自分の心が生み出したものだ。

現実は変えられない。その現実をどう思うかは自分で変える事が出来る

sponsor link
心をコントロールする

今現在、三叉神経痛を和らげる痛み止め(リリカという。本来はテンカン用の薬)はもう飲んでいない。薬を止めてまもなく、日に数度顔に痛みが走る。食事をしている時、会話をしている時。だが、そんな痛みが走っても、いまのオレは平気でやり過ごすことが出来ている。食べるのが怖くなり、食事が出来ないということはもうない。

痛みが走って当たり前。逆に痛みが無いときこそ、ああなんてありがたいんだろうと感謝することにした。そう、オレはこの痛みを受け入れることにした。一生この痛みが続くかもしれない。だがそれでも構わないと受け入れることにしたのだ。

今のように顔が傷めば、去年の10月のオレなら、恐怖に囚われもう食事なんかできなくなっていただろう。だが今は忌々しくは思うが、平気で食べづつけることが出来る。なぜならその痛みを受け入れたのだから。現実は変えられない。

そう誰もが自分の周りに起きる出来事を何もコントロールする事は出来ない。ただ受入れることだけがが、人に出来る唯一の事なのだ。それを否定しようが、良いように願望を抱こうが、オレが現実を変えることなんか、何一つ出来やしない。

だけども心の働き、感情は別だ。それだけは自分でコントロール出来る。何かが起きて、それに対する自分の心の反応だけは、自分でコントロールできる。嫌悪するか、受け入れてしまうか。それを決めるのは自分の心だ。それによって、自分に起きたことの意味が、180度変わる事がある。

そう。だから自分でコントロール出来る事に集中するが大事なんだ。周りで起きる事は、いくら怒ろうが、悲しもうが、自分では何も変える事なんか出来やしないのだ。だけども、その出来事にたいする自分の感情だけは、自分でコントロールできる。

三叉神経痛のに対する嫌な感情は、恐怖感にまで高まった。だけどもオレは自分の心をコントロールする事で、その痛みを消す事は出来ないけれども、恐怖をコントロールする事が出来た。

そう。それが現実を変える唯一の方法なのだ。

自分の心をコントロールしたい人に最適の書物がこれ。「ストア派哲学入門 ──成功者が魅了される思考術 (フェニックスシリーズ)」 自分の人生を支配したい人だけ読んで欲しい。


ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。

コメントを残す