害獣対策にオオカミのオシッコは役に立つのか? 結果報告 ウルフピーその2
目次
害獣対策にウルフピーを設置して5日目その効果は?
今回の記事は、オオカミの尿を使った害獣忌避剤を我が家の庭に設置した、その結果報告です。
前回の記事を読まれていない方は、下記のその1ををどうぞ。
夜な夜な我が家の庭を我が物顔で散策するキツネ。散策するのみならず、クッサーイ尿や糞を置いて行かれるのが嫌で、ウルフピーを試してみる事にした。悪と戦うには悪に成り切らねばらならない。獣の糞尿にはやはり獣の尿というわけだ。
ウルフピーの最初の設置場所は、庭に設置したコンポストの脇にぶら下げてみた。ここが１番キツネがシッコをして行く場所なのだ。
ウルフピーを設置してすぐに変化が表れた。庭にあるバードフィーダーへスズメやカラス、その他野鳥が遊びに来るのだが、寄ってこなくなった。たまにエサ台で米を食べてはいるのだが、鳥たちは全く長居しない。すぐに飛び去ってしまう。
これでは鳥たちがかわいそうという事で、別の場所に移動した。キツネはいつもお隣さんの畑を経由して、我が共和国に進入する。その進入路に設置してみた。
ウルフピーは効果がある
その結果分った事は、ウルフピーは確かに効いている。絶大なる効果がある訳ではないが、キツネがウルフピーを避けているのが良くわかった。
具体的に言うと、車道を歩いて我が家に入り込もうとしたキツネがいた。だがそのキツネは、ウルフピー設置場所に近づくときびすを返して再び車道にもどって通り過ぎていった。昨日の夜降った新雪に残された足跡から、そう推測できる。
そしていつも使っている通り道（お隣さんの畑から我が家の中庭に抜ける道）には、設置してから今に至るまで、新しい足跡を見る事が無い。それまでは毎晩来ていたというのに。
そして面白い変化が表れた。ウルフピー設置後、今まではほとんど通る事のなかった通路を通った跡を見つけたのだ。今朝見つけたのだが家の裏の道をワザワザ通って、お隣りへ抜けて行った足跡が残されていた。今までキツネはこんなところは通らなかったのだ。
我が家に出没するキツネは嫌な臭いがあろうが、何としてでもお隣さんの畑から我が家の敷地を通って、さらに東隣の敷地へ抜ける道を通りたいようだ。新しく開拓した家の裏の道をブロックすればどうなるのだろう? とちょっと悪戯心が涌いてくる。
とまあ、たった5日の観察結果ではあるが、ウルフピーはそれなりの効果があるという事がはっきりした。キツネはオオカミのシッコの臭いを嫌がり、避けているのがこれで分った。
この観察結果から分かるのは、臭いの有効範囲は3〜5ｍ程の様だ。キツネはどんなに近づいても、それ以上ウルフピーのある場所には近寄らない。なので万全を期すなら、家を取り囲む様に数ヶ所設置すればキツネは入り込まないのかもしれない。これぞキツネ結界！
あと気になるのは有効期限だ。これがあれば何カ月もずっと有効とは思えない。なので本格的にキツネ除けとして使うなら、ボトルに入った液体タイプが結果的に安上がりになると思う。
鶏を飼っている時にこれを使うんだった。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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