ワイルドストロベリーはグランドカバーにおすすめ

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ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリーの実の最盛期到来

今我が家の庭はワイルドストロベリー(日本名:エゾヘビイチゴ。以下ヘビイチゴ)の実がなりまくっている。その様はまるで庭のそちこちに赤い小さな光が灯っているようだ。

そんな事で毎朝真っ赤に熟したヘビイチゴを収穫するのが日課になっている。ヘビイチゴはスーパーマーケットで売っているようなイチゴとは違い、実がほんと小さい。なのでヘビイチゴ。だけども小さくても香りは良いのだ。こんな小さなイチゴだというのに、とても美味しそうな甘い香りを周囲に漂わせている。

収穫したワイルドストロベリー

確かに小さなイチゴなので、それほど甘くはない。スッパほんのり甘いという感じだ。果肉がすくないものだと、ちょっとエグミを感じるかもしれない。だけれども、食べたいと思った時に庭に出て収穫して食べる。それがとても贅沢な事だと思うのだ、今の時代。なので毎朝庭のヘビイチゴを見ては、今日はどの辺りが食べごろかなと、ほくそ笑む事から一日が始まる。

一昨年まではこの時期、犬のカーシャとの散歩の最後に、庭になっているヘビイチゴを一緒に食べるのが習慣だったなぁ。なのでカーシャのイチゴとも呼んでいた。

ワイルドストロベリーはグランドカバーに最適

ワイルドストロベリーのグランドカバー
荒れ地に勢力拡大中のヘビイチゴさん 後ろのこんもりしているのはオレガノ

ヘビイチゴを庭に植えようと思ったきっかけは、やはりなんといっても雑草対策だ。どんな庭であれコンクリーを敷き詰めない限り、ほっておくと雑草だらけになってしまう。我が家の場合は牧草系の雑草がはびこっている。そのままにしておくと大草原が庭に出現するというわけだ。そうした雑草を抜くのも結構大変な労力なのだ。なんせ根っこを方々に広げて、まるで地面をメッシュで覆うように雑草が征服するからだ。

そんな事からいっその事雑草を抜なくても平気なようにと、ヘビイチゴを庭に植えてみたのだ。庭一面に繁茂しても、ヘビイチゴなら背が高くならないし、おまけに実も楽しめる。葉はハーブティーにしたって良い。そんな事からヘビイチゴを庭に植えることにした。うまくゆけばヘビイチゴが牧草系の雑草を駆逐してくれるかもしれない。

ワイルドストロベリーのグランドカバー
細かい砂利の庭を緑化改造中

今の家に越してきて約10年、ヘビイチゴ達は着実に勢力範囲を広げている。もちろん牧草系、ツメクサ系の雑草は暇があれば抜いている。抜いても抜いても追いつかない。だけども雑草を抜いた開いた場所にヘビイチゴが入り込めば、もうそこはほぼ放置して大丈夫だ。そんな努力が報われて、ずいぶんとヘビイチゴの勢力範囲をを広げる事が出来た。

植物が土壌を変える

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ワイルドストロベリーのグランドカバー
フキやスギナに負けじと広がるヘビイチゴ

驚いたのは、植物は細かい砂利状の土のところにもけなげにも入り込み、そして根を深く生やしていく。すると、そんな土壌でも徐々に良い土に変えてくれるのだ。植物は土壌を自分の好みに変えてくれるようだ。

そんな事で、前の住人が敷き詰めた細かい砂利状の表土は、ヘビイチゴが入植してずいぶんと土っぽくなっている。もちろん牧草系の雑草も同じように土壌改良をしてくれている。そんな雑草を抜いてヘビイチゴを飢えれば、更に効果的だ。我が庭のヘビイチゴ帝国は、ちゃくちゃくと日々領土を拡張している。

そんな事で我が家の殺風景な砂利敷きの庭、もしくは草ぼうぼうの庭は、ずいぶんとヘビイチゴの庭に変わった。

実も食べられるグランドカバーなんて、楽しくて良いと思うよ。


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