知床にも遅い春がやって来た5月 花満開の我が庭
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知床に春が来た
知床にも遅い春がやって来た。遅いと云っても、こちらではいつもの事なので、特に遅いとは思わないのだ。何ヶ月も前に春が来たなんて云われていたのが、ようやく追いついた様な気がする。おっと、内地はもう初夏か。何でも遅れて流行する、日本の辺境の地です。
5月3日桜開花
さて今年の桜は5月の3日頃から咲き始めた。一旦暖かな日が来たものの、その後いつもの様に寒冷な気温に戻る。東京なら真冬の寒さだ。つい一昨日も山や峠は雪が降った。昨日の朝は雨水を溜めている我が家の水がめに氷が張っていた。関東育ちの女房は「春は何時来るの?」とぼやく。
5月は一日の最低気温が氷点下になるのはごく普通だったりするのだが、それでもここらではこれを春と呼ぶ。郊外は別にして、市街地にはもう残雪もない。犬との散歩だって、短靴で歩けるのだ。これを春と呼ばずに、何時を春と呼ぶ? 今を春と呼ばなければ、すぐに有るんだか無いんだか判らない夏になってしまうじゃないか。
そういった訳で、知床は今、春真っ盛りです。我が家の庭も、いろんな花が咲き始めた。1歩踏み出すだけで飛び越してしまいそうな、我が家の狭い庭を毎朝見て回るのが楽しみで仕方がない。
サクランボの花
今日はサクランボの木に花が咲き始めた。例年桜の開花から1週間ほど遅れて咲き始める。去年は沢山の花が咲いて、沢山のサクランボを期待したのだが、結果は何一つ実らなかった。今年はいったい何粒食べられるのか?(正確には女房とカーシャが何粒食べられるのかだ。オレはアレルギーが有ってサクランボは生食できない)
ハスカップの花
お次はハスカップの木。桜の開花に目を奪われていて、花芽を膨らませていたのに全く気がついていなかった。つい2日前に庭を眺めていて、まだまだ枯れ枝と思っていたハスカップの枝先に黄色い色を見つけて驚く。もう咲き始めている。今年も7月には沢山の酸っぱい実が採れそうだ。
最後はカシス。カシスは去年2株枝分けをしたはずなのだが、気がつけば3株のカシスの苗ができていた。その小さな苗は長い冬に耐え立派な若木となってくれた。この画像はもう10年ものの木で、今年もおびただしいほどの花芽を付けている。樹高30cmに満たない小さな若い木達も、もう既に沢山の花芽を付けている。今年も数kgの実の収穫が期待できそうだ。
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