2021年はシイタケのホダ木を30本仕込んだ

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シイタケのホダ木

シイタケ栽培歴15年

実はオレのシイタケの栽培歴は15年ほどになる。といって毎年せっせとホダ木の更新をやっていないので、たいした収穫量ではないのだが。

今収穫出来ているホダ木はもう、5年ほど前に仕込んだものだった。ずいぶんシイタケのなりが悪くなり、木もカスカスになりかけている。

つい去年仕込んだばかりの気がしていたが、調べてみると5年も経っている事が判った。それじゃ収穫量が落ちて当たり前。

そんな事から、去年の秋からホダ木用の木の予約をして、春のホダ木づくりに備えていた。今年は30本のホダ木を作る事に決めていた。

シイタケのホダ木 ミズナラ
1月に町内の林業業者さんからわけてもらった1mに切りそろえられたホダ木用材木。1本400円 春が来るまで軒下で保管

春になり、ホダ木づくりスタートのはずが、、、

3月に種駒を購入する。4月になればすぐにでも、種駒の打ち込み作業に入るつもりだった。

シイタケの種駒
これが種駒 1袋に500個入っている

種駒の購入先は、大分県のセッコ−さん。ここの菌はとても優秀だと思う。今回は木駒ではなく、石膏製の合成駒を利用する事にした。なぜ合成駒を利用したかと言うと、菌の廻りが早いのだ。前回もこの種駒を利用したので、今回もセッコ−駒を採用した。

シイタケの種駒 石膏製
セッコ−さんの石膏製の種駒

■リンク:大分のキノコ種菌メーカー株式会社セッコ−さんのサイト

本来なら30本程度のホダ木は、休日の1日でもあれば片づいてしまうはずだった。ところが今年は、まずオレの三叉神経痛の調子が悪過ぎた。長時間そんな作業をしていれば、神経痛にてきめんに響いてしまう。そしてカーシャの病気のこともある。

そんな事で、毎日2本ずつホダ木を作る事にした。それでもオレの調子が悪く思うように作業が進まない。結局30本全ての木に、種駒を打ち終えるまでに3週間近くかかってしまった。

シイタケのホダ木
ドリルでひたすら木に穴を開ける作業

作業は単調だ。ドリルで必要な数の穴を開ける。そして種駒をひたすら打ち込むだけ。屋外では寒過ぎるため、車庫の中で作業を進める。それでも鼻水が滴り落ちる中をコツコツと進めた。

シイタケのホダ木
そのあと木にひたすら種駒を打ち込む作業

ホダ木は井桁積みで伏せる

シイタケのホダ木
ホダ木を井桁に積み上げ、ブルーシートで保温

以前のホダ木は直射日光の当たらない車庫の側面に立てかけて管理していた。だが今回は一気に30本ものホダ木を作ってしまった。なので井桁状に積み重ねて管理する事にした。

これだと水やりも非常に楽だし、遮光に必要な資材も少量ですむ。とても管理が楽になった。

北海道、しかも東部、オホーツク地方は春が遅い。つまりとても寒い。なので5月いっぱいまで、ブルーシートで覆って保温に努めた。

6月からはゴザを使って遮光する

6月からは遮光のために、ゴザをかぶせて直射日光が当たらないように管理する。家の裏で、車庫脇の通路とはいえ、朝晩直射日光が当たってしまうのだ。

この時期気をつけるのは乾燥だ。なので雨が降るような事がなければ、週に2度水をたっぷりと冠水して湿気を保つ様にしている。

実際にシイタケが収穫出来るのは、たぶん来年の秋。ひょっとすると来春に、ごく少量だけシイタケが採れるかも知れない。それは来年になるまでわからない。

シイタケのホダ木
井桁に詰んだホダ木にゴザをかぶせたところ
シイタケのホダ木

そんな来年の楽しみのために、今年はコツコツとホダ木の手入れに励むのだ。

もちろんなりの悪い古いホダ木の管理も忘れてはいない。定期的に水をあげて、秋の収穫に備える。といって、もう古過ぎてこの秋は収穫0かも知れないのだが。まあなんにしても獲れる限りは、薪として燃やさないでおくのだ。

2020年に仕込んだヒラタケ

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ひらたけのホダ木
ブルーベリーの木の下に伏せているヒラタケのホダ木

ところで、去年仕込んだヒラタケのホダ木は、去年の秋には何も収穫出来なかった。ヒラタケは仕込んだ年の秋に少量収穫出来ると言う。が去年は期待に反して、何一つキノコが出てこなかった。

「ひょっとしたら失敗したのかも知れない」とオレの頭の中で何かが呟いている。

が、本当に失敗したのかどうかは、この秋にはっきりする。ヒラタケが本格的に収穫出来るのは、2夏経過した秋なのだ。

なのでそれまでは定期的に水やりをして管理し続けるのだ。これまた楽しみと言うか、不安と言うか。


ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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