堤未果のショック・ドクトリン 「奴ら」に騙されない、操られない為に読む1冊

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堤未果のショック・ドクトリン

ショック・ドクトリンとは

先月、用事で札幌に出かけた。その時立ち寄った本屋で買ったのがこの「堤未果のショック・ドクトリン」だった。宿で貪るように一気に読んでしまった。ツイッターで話題にはなっていたが、やはり読んでおいて良かった。

ショック・ドクトリンとは、もともとはナオミ・クラインが2007年に発表した著作のタイトルとして広まって行った言葉だ。その意味するところは、大惨事便乗型資本主義、もっと具体的に言うと惨事を利用してハゲタカのような資本家がなりふり構わず国民や国家を食い物にして儲けるという事。ナオミ・クラインはこの本で、資本家が20世紀、21世紀の戦争や惨事を利用し、国民の頭がパニック状態になっている時をみすかして、急進的に国民資産を収奪している様を描いている。

1つショック・ドクトリンのわかりやすい例を挙げるなら、2001年9月11日の同時多発テロが適当じゃないかと思う。この事件が起きた直後に、用意したように愛国者法が可決、そして施行され、アメリカは急速に全体主義化して行く。緊急時に、国民の頭がろくに考えられないうちに、国民の権利を大幅に奪い、そして国民や国家の資産を食い物にして行く。架空のテロリストと戦う為に、膨大な軍事費が計上され、国民の資産がただただ浪費される。そしてその裏でで莫大な利益を手にする連中が居る、テロとの戦争の名の元に。まさにショック・ドクトリンだ。

このショックドクトリンが上梓されてから10数年経って、現代はいったいどうなったか? GAFAや中国のIT企業の台頭をむかえ、その手法はより巧妙に、そして全地球規模に拡大されて行った。そのことを堤未果さんはこの本で描き出している。これまで日本で行われてきた、そして今行われているショック・ドクトリンの最新報告書がこの本なのだ。

堤未果のショック・ドクトリン

堤未果さんは「ショック・ドクトリン」という言葉をあえて使用した新書を世に送り出した。東日本大震災。うさんくさいコロナ・パンデミック。ちっとも温暖化なんかしていないのに地球温暖化。そういった出来事を利用して、うさんくさい「奴ら」がビジネスチャンスとして暗躍して、莫大な利益を上げている実態を取り上げている。

1つ例を挙げるなら、東日本大震災の後に、国民の頭がまだ冷静になっていない状態の時に、大規模な太陽光パネル発電を推進する法案が通された。その後ちっともエコじゃないメガソーラが日本各地に、それこそ癌細胞が地表を覆うように覆い尽くされているのは、皆さんもその目で見ていると思う。

全ては東日本大震災時のどさくさに紛れて通された法案から始まっている。用意周到に準備されたように。その中心にいたのが、日本人を食い物にすることしか考えていないゼニゲバハゲ。あのゼニゲバハゲを持ち上げていた奴らの事をあたしは忘れないよ。何一つ物事を深く考えられない人達、脳無したちの賛辞を。

容易に操られ、何も考えていない人達

この本を1人でも多くの人に読んでもらいたいと思う。そしてこれまであなたの頭の中は、誰かの思い通りに操られてきたことに氣がついて欲しいと思う。そして今日本で起きていることに、そしてこれから起きようとしている事に氣がついて欲しいと思う。

つくづく多くの日本人は、ホント危機感が薄すぎると思う。これだけ国が国民を殺そうとしているというのに、全くその認識がない。北の果ての小さな街から大都会まで、毎日これほど救急車が走り回っていたことが、これまであったかい? これは異常事態だと思う。政府に言われるまま、ハイハイと応じる国民。なんて従順なんだろう。

いや多くの国民は、何も自分の頭じゃ考えていないんだ。そんな状態だからこそ、フェイクの危機を煽れば煽るほどそれにのせられ、ショックドクトリンに引っかかるんだと思う。そんなざまだというのに、殆どの人は自分で考えて行動していると思い込んでいる。が、実際は誰かの思い通りに操られている「脳無し」にすぎない。人の言いなりになっていれば楽だもんね。

この社会には人間を思うように操り、そして支配して金に替えて行こうという「奴ら」がいる。たとえそれがどんな顔をした「奴ら」なのかが分からなくとも、いま自分が行おうとしていることが、「奴ら」の思惑通りだとしたら楽しいかい? そんな社会の仕組み、「奴ら」の手口を知るのに、この本は最適の一冊だと思う。

マスコミ(マスコミは奴らの宣伝機関だ)の報道で煽られ、容易に一方向に誘導される人達は、芥川龍之介が蜘蛛の糸で描いた亡者そのものだと思う。皆が群がった細い糸の先に待っているのは地獄。この社会は亡者の群れだ。そんな地獄に陥らないようにするには、冷静に自分の頭で判断し、行動を決断しなければならない。

この社会には何層にも、そうした人間をコントロールしようとする網がかぶせられている。その見えない網を見抜く為に、「奴ら」の思い通りにならないように生きる為に、こうした本を読んで「奴ら」の手口を知っておく事は、自分を守ることにつながる。これからのより困難な社会で生き延びる為には知っておかなければならないことが、「堤未果のショック・ドクトリン」には書かれている。

大きな事件が起きても冷静に推移を見守ろう

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本当にメディアは大嘘つきだ! という事実を常に頭の隅におき、日々の報道を見る事が、これからの社会を生き延びる為に必要な事だと思う。メディアは「奴ら」の宣伝機関なのだから、国民に正しい事なんか伝えるわけがない。もう一度繰り返す、

本当にメディアは大嘘つきだ!

そして「奴ら」はまた次の計画を練っている。「堤未果のショック・ドクトリン」を読んでおいて、これから起きる出来事の裏の仕組みを頭に入れておけば、もう二度と奴らの策略には引っかからないと思うのだ。

心のアンテナを研ぎ澄ませておこう。そうすれば、次の社会的騒動が起きたとしても、「これは何かおかしくないか?」と何かがピンとくると思うのだ。何かがおかしいぞと思ったら、より冷静に事態の推移を見守ろう。そして周りのひとにも、何かがおかしいと伝えることも大事だと思う。「落ち着きは伝染する」。それがショック・ドクトリンに対する、私たちの武器だ。


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