冬至に妖精茶会を開いてみた 2021年12月21日

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妖精茶会

冬至なので妖精茶会を開いてみた

妖精茶会のテーブル 犬の置物

冬至。寒さがこれからますます厳しくなるのだけれど、冬至を過ぎると一日一日、日が長くなるので少しだけ気持ちが嬉しくなる。そんな冬至に初めて妖精茶会を開いてみた。

妖精茶会とは、マダモアゼル愛先生が提唱する茶会の事で、お家に妖精を招いてねぎらうという行事だ。妖精は人知れず植物を育ててくれている。そんな妖精に感謝を込めて行うのが妖精茶会と呼ばれる(命名者は愛先生)行事だ。妖精さんと仲良くしておくと運も開けるという話だ。

Youtubeの愛先生の動画で妖精茶会の事を知り、何時か実行してみたいと思っていた。妖精茶会をするのに最適なのは、冬至、春分の日、夏至、秋分の日。そうした季節の区切りが特に良いという。

ただいま妻に逃げられて一人暮らしと言う事もあり、この日の夕方急きょ実行する事に決めた(逃げられたというのは冗談ね。妻は父の介護の為に千葉に帰省中)。

はたしておじさん独りのつまらない家に妖精はやって来るのだろうか?

妖精茶会の準備

妖精茶会のテーブル
テーブル上のプランターにはブロッコリーが花を咲かせている。

妖精茶会にはいろいろと手順がある(詳しい手順は愛先生の手引きを参照してちょうだい。ここでは触れない)。妖精をお招きするので、色々と準備が必要だ。大事なのは花や植物と甘いお菓子。

妖精さんをお招きするテーブルの周りには、我が家の室内で栽培している野菜やらハーブやらを全部持ってきて配置した。花はちょうどプランターのブロッコリーが花を咲かせていたのでテーブルの上に置く。

妖精さんが喜ぶので大事なものは甘いお菓子。ところがオレは甘いお菓子は食べないのでちょっと困った。食料貯蔵庫を漁ると、ダークチョコが出てきた。これを数カケラ、そして先月妻が作った干し柿があるじゃないか。甘いものはその2つで勘弁してもらおう。

その他、妖精さんが遊ぶおもちゃとして、水晶の玉や、かわいい動物の陶器やぬいぐるみを配置しておいた。灯はロウソクの方が雰囲気が出るだろう。そしてお茶。何人来るのかわからないから、3つの湯飲みに番茶を用意しておいた。

そして妖精さんが退屈しないようにおもてなしをしなければならない。独り暮らしのオッサンが相手では、すぐに飽きて出ていかれては悲しい。そんな事でオレもいろいろと出し物をしなければ。と言う事でクリスタルボウルの演奏をする事に決めた。

妖精茶会 夜8時開催

妖精茶会のテーブル ネコの置物

夜の8時。さあ妖精茶会の始まりだ。ロウソクに火を灯す。妖精さんが入って来られるように窓を開けて、2つの石を打ち鳴らして妖精さんをお招きする。

まずはクリスタルボウルの演奏会。そしてオレのギター演奏。酷い演奏だ。妖精さんは帰ってしまったかもしれない。

不器用なので出し物はこれぐらいだ。あとは明るく楽しいポップス音楽をステレオでかけてごまかす。なんとなく楽しげな雰囲気は作り上げられたのではないか。

そんなことで1時間、おじさん独りで妖精さん達をもてなしてみた。妖精にもいろんなのが居るに決まっている。なかには変わり者の妖精だっているだろう。きっとそんな変わり者の妖精がやってきたに違いない。

終ってみると、独り寂しい茶会のはずだったのだが、何だか楽しい気持ちになって終える事が出来た。それはきっと妖精さん達がやってきたからに違いないと、思う事にした。

妖精さんがやって来ると、なにか不思議な事が起きるという。今回は特にそれらしい事はなかったのだが。

いや準備中に小さな水晶の石をバラ蒔いてしまい、一部何処かに行ってしまった。ひょっとして妖精茶会を開く前に、既に妖精さん達が来ていて、オレはからかわれていたのだろうか?

次回の妖精茶会は3月の春分の日

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妖精茶会のテーブル リスのぬいぐるみ

次の妖精茶会は、3月の春分の日。来訪者歓迎いたします。


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