4日寝込んだ「妻の毒」に中毒した話 更年期は毒出しだと言うことを(デトックス)を実感

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寝込む ラブラドール犬
寝込んでいるイメージ画像です

時々寝込む妻

我が女房は1〜2ヶ月に1度ぐらい、2〜3日寝込んでしまう事がある。オレもそんな事にすっかり慣れてしまった。そんな時には、女房の世話をして、家事をして、犬の面倒を見て、鶏にエサをあげて、薪を割って、翌日の食事の仕込みをして、風呂掃除をして、とマルチプレーヤーぶりを発揮したりする。疲れるけどね。

先月、中学校の同級生達と会った時には、男同士そんな話題で盛り上がった。その同級生は娘が引き篭もりだそうで、オレよりも負担が重く大変だとぼやいていた。そんなK治君だが、やはり奥様が時々寝込んでしまうそうだ。

K治の女房A美はこの一年ほど更年期の症状が軽くなり、寝込む事が少なくなってきたんだそうだ。そんな事で油断していたら、今までで一番重いのがやってきたという。

A美が頭が痛いと言い出して寝込んだ時は、いつもの事だと軽く見ていた。ところが今回は2日経っても、3日経っても布団から起き上がれず、結局4日間寝込んでしまったんだとか。

その間A美は胃が気持ち悪くて、少しのお粥と具のないみそ汁程度しか食べなかった。そうして起き上がれるようになった時には、体重が3kgも減っていた。脇なんかあばら骨が浮き出て、まるでアフリカかなんかの難民の様だったそうだ。鋼の錬金術師で、真理の扉の前に取り残されていたアルフォンスそっくりだったと、奴は笑って言っていたよ。

女房の毒にあてられる

K治の話はまだ続きがあった。
A美が起き上がれるようになったのは、寝込んで4日間目。まずはお風呂に入りたいと云うので、湯を張ってあげた。その時、彼女はえらい長風呂だったそうだ。

その後同じ湯にK治も入った。K治が風呂蓋を開けると、何だか異様な匂いが湯船から立ち上がる。例えるなら1週間取り換えなかった湯の匂いをさらに2倍に濃縮したような匂いだ。風呂掃除したばかりの湯なのに、そんな匂いがするのは異常すぎる。

おかしいなと思いながらも、K治はその湯船に入ってみた。1分ほど我慢したけど、それが限界だったそうだ。風呂に入っていると、なんか嫌な気持ちになったそうだ。このまま入り続けちゃいけないと、何かがつぶやくたそうだ。

寝込んだ女房の体から出た毒素

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その時K治の頭に閃いたのは、「これはA美の体から出た、「毒素」じゃないか!」だった。彼は何かで、「更年期障害と云うのは若い頃からため込んだ毒のデトックスでもある」、と云う話を思い出した。だから若い時に沢山毒をため込んでいれば、それだけ更年期の症状も酷くなると。

慌てて湯船から出たK治。A美には何だか悪い気がしたんだけど、シャワーで体を丁寧に洗ってからバスルームを出た。でも手遅れだったらしい。

その翌朝、K治は朝から頭が痛く、吐き気がして布団から起き上がれなかったそうだ。結局その日は会社を休んで1日中寝込んでしまったとか。

どうもA美が出した毒素を、湯船で皮膚から吸収してしまったようだ。デトックスで出した毒にはご用心!


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私の記事をソーシャルメディア等でシェアしていただければありがたいです。 東倉カララ

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