2020年知床に初夏が来た そして果実の季節到来!
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今年の6月は雨ばかり続く
6月に入って意外なくらいに暑い日が続いたと思ったら、一転して雨、霧雨、小雨、ガスの日が続く。気温も低温傾向が続き、気も滅入ってくる。同時に三叉神経痛も悪化してしまったため、本当に気も滅入るよ全く。
毎日低い雲が上空を覆っているため、6月は何日斜里岳を見る事が出来たのだろう?
サクランボは順調に成育
そんな日が続くものの、庭の果実は順調に成育しているのは嬉しい。とりわけ年々大きく成長しているサクランボの木は、春に沢山の花を咲かせ、そして期待を裏切らない程の量の実を付けてくれた。
つい一昨日までサクランボは葉と同じ緑色なので近づかないと何処にあるか解らなかった。ところがここ数日で一気に色が付きだし、遠くから見ても葉の間に黄色い玉が見える。それどころか、一部のサクランボはオレンジ色に変わり出した。収穫まで後もう少しの辛抱だ。カラスに食べられないか心配だ。
今年のハスカップはハズレ年
そして6月に入ってから大量のアブラムシに取り憑かれてしまったハスカップは、今年は全く期待ができない。花が咲くまでは順調だったのに、その後迂闊にもアブラムシの大量発生に気がつかず、かなり木を弱らせてしまった。慌てて対処したものの、実は例年の1/4と云ったところか。まあ、ハスカップは酸っぱいだけなので、大量に獲れると、それはそれでちょっと困った事になるのでまあ良いとしよう。
ブルーベリーの収穫は毎年倍増
そしてブルーベリーは年を重ねる事に樹木の成長が著しく、どの木も立派に育っている。そのため付く実の数も年々倍増状態。あまりに実を付け過ぎる事から、逆に木本体が弱らないか心配するほどだ。今年の秋は花芽を剪定して、来年度の実は少し減らしてやろうと思う。ブルーベリーは7月から11月近くまでだらだらと実が熟すので、長期に楽しめるのが良い。
ラズベリーは収穫目前
そして今1番ワクワクしてたまらないのがラズベリーだ。ラズベリーは2年経つと枯れてしまうのだが、その代わり新しい芽が次々と出て勝手に樹を更新して増えてくれる。手間がかからないのが嬉しい果実だ。気がつけば庭の隅っこに2本植えておいたラズベリーは、今やしげしげに茂ってハスカップを追い出さんばかりに領地を拡大している。
そして今年は非常に多くの花芽を付けて、そして実がどんどんと熟そうとしている。これでもう一寸気温が高い日が来ればあっという間に赤黒く完熟になるだろう。ラズベリーの今年の初収穫は来週間違いないと云ったところ。毎日ラズベリー食べ放題の日がもうすぐそこに迫っている。
ワイルドストロベリーは食べごろ
そして地味ながら、庭のグランドカバー代わりに植えておいたワイルドストロベリーも、勝手にあちこち増えてくれた。そして気がつけばあちこちにかわいい赤い実を付けてくれているではないか。園芸種と違って甘味は強くないけれども、ほの酸っぱさと甘い薫りが美味しいエゾヘビイチゴ。庭作業の合間に、足下に赤い実があればもぎって食べる。庭にでた時のおやつです。
毎日スッキリとしない天気が続くものの、知床は今初夏を迎えている。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ