初冬にしいたけ収穫 まさかの12月になってからの大量発生

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車庫に保管したしいたけのホダ木
車庫に移動したシイタケのホダ木 あちこちにシイタケが発生している

2021年に仕込んだしいたけのホダ木は期待外れだった

2021年に仕込んだシイタケのホダ木は、2022年の春にちょっとだけ収穫が出来た。2022年の秋には大量収穫を見込んでいたら、10月になってもサッパリ芽が出てこない。ぽつりぽつりと数個ずつ収穫出来る程度。これはかなり期待外れだった。

11月になり、ずいぶん寒くなった頃に大量にはほど遠いけれども、それなりの数の発生があって、ご近所さんに申しわけ程度おすそ分けする事が出来た。30本もホダ木を作ったと云うのに、今年はこの程度かぁ、とちょっと期待外れだった。

少しでも収穫が出来たのは、6〜7本程度のホダ木。それ以外は全くなんの反応もなかった。管理が悪かったかなぁ? ちゃんとホダ化しているようにはみえたのだけれども、失敗したかなぁとちょっとがっかりしていた。

もう初冬。だがシイタケが大量発生しはじめた

車庫に保管したシイタケのホダ木
車庫内の薪置き場にたてかけたホダ木達

季節は後数日でもう12月。日中の気温も氷点下に近づいてきた。今年のシイタケは終わりだなと思っていた。ホダ木は屋外で管理しているので、冬の間は雪が降ればそのまま雪に埋もれたままにしている。冬支度としては、除雪の邪魔にならないように積み上げて置くぐらいだ。そろそろ積み上げておこうかと思っていた。

そうしたら、なんと今頃になって大量にしいたけの小さな芽が出てきたじゃないか。夜の気温はマイナスも珍しくない時期だ。ところが今年は何だか気候が変なのだ。流石寒いとはいえ、例年に比べると平均してかなり温暖だ。夜も寒さがあまり厳しいとは言えない。日中も1ケタとは言え、10度近い気温の日が続いているのが2022年の初冬だ。

おまけに変な低気圧がやって来ると、気温が急上昇する。もう12月だと云うのに、日中の最高気温が16度なんて日が数度もあった。これじゃシイタケも勘違いして芽を出してもおかしくはない。

本当ならもうすっかりシイタケの季節は終わりになるはずなのが、こんな遅くなってから、もう一度秋の収穫のピークを迎えそうだ。いや初冬の収穫のピークだ。

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初冬の大量発生 せっかくだから保温して大きく育てる

といってこれだけ寒くなってくると、野外ではもうシイタケはそれほど大きくは育たないだろう。あまり寒過ぎると小さいままで、シイタケがちっとも大きくならないのだ。

でもせっかく大量に芽を出してきたので、これはもったいないと思い、屋外のホダ木全てを、少しは暖かい車庫に移動する事にした。どうせなら大きく育てたシイタケを食べたいじゃないか。2022年最後の収穫を楽しむことにしたのだ。昼も夜も外の寒気に触れなければ、そこそこの大きさに育つに違いない。

そして、そのホダ木の中でも特に勢いよく、大量に芽吹いているものは特別に室内にいれて管理する事にした。裏玄関なら適度に寒くて、秋のようなちょうど良い気温だろう。4本の「選抜ホダ木」は、もう気持ちが悪いほど沢山の小さなシイタケが表面に顔を出している。これをしっかりと育てて、美味しく頂かない手はない。

これが選抜ホダ木 シイタケが無数に発生している 家にいれた直後
家にいれて2日目のホダ木 成長が早い!
これは家にいれて3日目 お家組がさらに1本増えました。
シイタケのホダ木
家にいれて4日目 もう収穫間近
シイタケの収穫
1個収穫しちゃった
シイタケたっぷりのホダ木
5日目
6日目 あっというまにこんなに大きくなりました
そして大量収穫

そんな事で選抜ホダ木は我が家の裏玄関で特待生扱いされている。メビウスウォーターも噴霧したりして、今現在手厚く面倒を見ている。

この最後のシーズンが終われば、また屋外で雪の下で越冬してもらう事になるのだ。思わぬシイタケ祭でうかれているあたしなのであった。

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なんとヒラタケ(たぶん)まで出てきた

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これがたぶんヒラタケ 一部虫に食われています

浮かれているのはシイタケだけじゃなかった。以前の記事でヒラタケについて書いた。2020年に仕込んだヒラタケの事だ。結局2年間待ってみたが、何も出る事なく、ホダ木作りに失敗したと思っていたヒラタケの事だ。

何一つキノコが出る事なく終わったヒラタケのホダ木は、その役目を終えてほとんどを乾燥させて薪にしてしまった。そしてその一部はシイタケのホダ木の枕木として再活用していた。

ところが先日、その枕木から奇妙なキノコが発生しているのを発見した。それは灰色の軸のないキノコで、どんどんと重なるようにヒダを成長させている。しかもそのキノコが出ているのは1本だけではなく、他の3本の枕木からも同じ形状、同じ色のキノコが出ているではないか! まさかヒラタケが今頃になって? と最初は半信半疑だった。ネットで改めてヒラタケについて調べてみる。

そして種駒の購入先の画像を仔細に眺めてみる。ヒラタケに似た毒きのこについても詳しく調べてみる。色々検討した結果、これはヒラタケに間違い無いと結論せざるをえなかった。普通なら2夏経過で収穫出来るはずのヒラタケなのだが、3夏経ってようやっと発生したようなのだ。

実はヒラタケは初めての栽培なので、まだ確信が無い。本当にヒラタケ? とちょっと疑っている。まずはホダ木の作り主としてあたしが毒味してみようと思う。夫婦二人して食べて、毒きのこだったなんて事でもあれば取り返しがつかない。

試しにとホダ木からむしり獲ってみたヒラタケらしきキノコは、とても厚みがありおいしそうな香りがした。お店で売っているシメジ等と同じ香りがした。

間違い無いと思うのだが、無事にヒラタケであればまたこのブログで皆さんとお会いしましょう。この雑記ブログは最低でも2週に一度は更新している。2週以上更新が途絶えた時は、ああ〜毒きのこにやられたんだなぁと、香典でも送って欲しい。

ではみなさん、ごきげんよう。さようなら。

※12月7日追記 これは間違いなくヒラタケです。美味しく食べて、生きてまーす。

このヒラタケのホダ木も裏玄関で管理して、大きく育てて食べてます。ほおっておいたら一番デカイのは手のひらサイズにまで成長してしまった。味好し! 香り好し! ヒラタケは美味しい。

ヒラタケ

ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 

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