アニメが予言する!? ブレードランナー・ブラックアウト2022は未来の災厄の予言?

映画が未来を予告する?

映画の内容がこれから起こる事を予言していたなんて話は昔から有った。Independence dayは宇宙人による地球攻撃を覚悟させるための映画だとか、They liveは爬虫類人類の存在を知らせるための映画だとか。事前リーク、社会的混乱を最小に治めるための手段として、映画が作られると云う説だ。確かに映画は昔からプロパガンダの役割を担っている。

子供のころから「UFOと宇宙」とか「矢追淳一ネタ」なんかが大好きなオレなので、そんな話を聞くと浮き浮きしてしまう。じゃあ宇宙人が攻めてくるのはいつなんだろう? 阿呆首相が間違って爬虫類人類の姿をTVで国民の前に晒すのはいつなんだ? と、今か今かとオレは待ちかまえている。だが一向にそんな気配は無い。

アニメが予言する災害

ところがツイッター上にたびたび流れているネタに、とても氣になるものがある。あのアニメの描写が、あの災害とソックリだった。アニメが災害を予言していた! あのアニメの予言が的中していた! 等々。

この手の話は昔から好きなので、ついつい読んでしまう。確かに大友克洋の「AKIRA」は、今から35年前に2020年のオリンピックは東京になるという事を当てた。そしてアキラの災厄により東京が壊滅し、オリンピックなんか中止になる事まで。←おっと、東京の壊滅はこれからの事だったねw

■名作『AKIRA』が東京オリンピックを”予言”!? NHK『東京リボーン』を見比べのススメ

その他にもツイッター上で話題になっていたのはこんな映画だった。。

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■台風19号接近を予言した「3つのアニメ」が超ヤバイ!東京崩壊、水没、東京五輪は開催不可… 被害状況が怖すぎる!

他にもまだいくつか有ったと思うのだが、これぐらいにしておこう。本題はこれらの作品じゃないのだ。

Blade Runner Black Out 2022

Blade Runner 2049(以下BR2049と略す)が公開されたのは2017年だった。前作の公開から30年以上も経ってから続編が作られるという希有な作品だ。この映画をより深く理解するために、3つほど短篇の前日譚が作られている。その一つが「Blade Runner Black Out 2022」(以下BO2022と略す)だ。

これは劇場公開作品じゃないので、BR2049のDVDのbonusディスクや、ストリーミングサービスなどを探して見てもらいたいと思う。これまた良い出来のアニメ映画だ。

オレはこの作品をBR2049のDVDのbonus映像として視聴した。当初は単にBR2049の作品世界を広げるだけのおまけ映像としか考えていなかった。

だが最近、先にあげたアニメが未来予知をしているツイートを見ているうちに、このアニメ映画が氣になってきだした。

というのも、BO2022が描いているのは、2022年に起きる世界的規模の大災害なのだ。2022年、地球に潜むレプリカントが反乱を起こし発電所を破壊して、世界規模のブラックアウトを起こしてしまう。その結果コンピューターのデータはすべて破壊され、世界は大混乱に陥る。このアニメはそんな世界を描いているのだ。

このブラックアウトにより、2022年以前のコンピュータ上のデータは全て失われ、IT機器に頼っていた世界は数年の間、正にカタストロフィーの様相を示すと云うわけだ。今やオレ達の生活すべてに、コンピューター、ネットワークが入り込み、今じゃそれ無しじゃ、社会生活なんて全く出来ないような状態になってしまっている。

電気が無くなれば、社会が麻痺してしまうと云うのは、2018年の北海道ブラックアウト、2019年の千葉ブラックアウトの時にはっきりした。ブラックアウトが引き起こす混乱と、生活の麻痺は容易に想像が出来るだろう。現代社会は、そんな脆い構造を土台にしているんだよ。それがもし世界規模となればいったいどんな事態になってしまうのだろう?

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Black Out 2022は世界的災厄の予言?

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BO2022を作ったのは、「カウボーイビバップ」で知られる渡辺信一郎監督。BO2022は指し示す、2022年と。ツイートでたびたび流れてくる、アニメが災害を予言するという言葉がオレの頭に響いて離れない。2022年。あと2年ほどでその年がやって来る。この作品が単にBR2049の前日譚で終れば良いのだが。アニメは予言するという言葉が頭をよぎる。

コンピュータもネットも使えなくなった世界。音楽配信も、ビデオ配信も、電子書籍も、何もかも消えうせてしまった世界。もしもの事を考えてオレは今、可能な限り物理的なメディアでそういった作品を購入するように勤めている。音楽なんか最近はLPレコードだ。だが強力な電磁波で電子部品が破壊されてしまえば、それもすべて無駄か。

明治から昭和にかけて活躍した宗教家の出口王仁三郎は、「ほんとうの火の雨は、これからじゃ」という不気味な予言を残して没した。神道研究家の武田崇元氏は、
「火」とは「霊」の事を指し、人類の破局、はたまたミロクの世の到来か?、という解釈をしている。ミロクの世になるとしたら、霊の雨が降り人類がさらなる霊性を高めて進歩を遂げるという解釈なのだろうか?

だけどもオレはこの「火」とは、文字通り火を指しているんじゃないかと思えてしかたがない。出口王仁三郎はやはり、21世紀の大災厄を予言しているんじゃないか。その「火」とはEMF(Electric Magnetic Field)、電磁破攻撃の事を例えて言っているとしたらどうだろう。大気圏外からの電磁波兵器による攻撃で、世界中の電子機器が破壊され、その結果大混乱になる様を、彼は霊視したんじゃないかと。

もし「AKIRA」の予言が的中し、大災厄でオリンピックが中止になるなら(あんな醜悪なイベントは中止になってしまえとオレは心底願っている)、次は2022年に何かが起きたとしても、オレは驚かない。2022年に火の雨が降る。

作文と言うのは不思議なもので、書き始めると勝手に文章が浮かんでくる。なんだかえらく深刻な内容になってしまったが、たんにアニメ映画の予言が当たるっていうなら、BO2022もこれから起こる災害を予言しているかもねー、という軽い氣もちで書いたのだが、、、、、。

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ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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