秋の神の子池 摩周湖の脇にある神秘の青い池 (神の子池を1周する動画付)
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神の子池 ー 摩周湖周辺にある神秘の泉
斜里町から神秘の湖・摩周湖まで、車でわずか1時間ほどの距離だ。その摩周湖の周辺に、外輪山からの降水が噴き出す泉があり、そこは神の子池と呼ばれている。
まだそれほど知名度がない神の子池だけれども、神秘的に青く輝く湖面がひそかに人気の泉だ。以前の記事では、冬の神の子池に行った時の事を書いたけれども、今回は秋の神の子池の姿を伝えようと思う。
実はこの記事に使われている画像・動画は全て1年前に撮影したものなのだ。その頃から三叉神経痛が酷くなり、せっかく行ったものの記事にまとめられず1年間放置していた。
神の子池とはどんな泉?
神の子池は道道1115号摩周湖斜里線沿いにある。清里町緑市街側からなら、10分程登ると右手に神の子池入口の看板が見える。その入り口から砂利道に入り、5分程進むと泉が現われる。冬場以外は泉に隣接した駐車場まで車で行く事が出来る。
水は極めて透明度が高く、湖水がコバルトブルーに輝く事で知られている。泉の周囲は220m、水深は5mの可愛らしい池だ。水温は一年を通して8度。夏はしゃっこく、冬は逆に暖かく感じられる。1日1万2000トンの水が噴き出しているといわれている。
水温が低い為倒木が腐らず、時間が停ったかのように沈んでいる。そんなとても清らかな泉に、オショロコマなどの鮭科の魚が泳いでいるのが見られるのが、ほのぼのとしている。刺す虫さえいなければ、一日中ぼーっとそんな魚を見ていたくなる、オレは。
神の子池を1周してみた動画
泉の周囲は木道が整備されているので、ぐるりと散策するのに良い。泉にゴミを投げたり、小銭を投げ入れたりして汚す事は厳禁だ。そんな事をすると泉の精霊からの罰が下ると思うよ。クマも出る場所だし。ここは聖なる場所なのだ。
今回は写真だけではなく、神の子池周辺を巡っている木道を歩いてみた動画もあわせて録っている。この池の雰囲気を味わって欲しい。
神の子池を1周するだけの動画です
神の子池にいたる砂利道は積雪期から5月下旬ごろまで、林道が雪で覆われている時期は車両通行止めとなる。道路閉鎖中は歩きで泉まで行かなければならない。その際は、スノーシューや、歩くスキー、もしくは最低限長靴が必須だ。
真冬の神の子池の様子はこちらの記事を見て、雰囲気を感じ取ってもらいたい。とても良い体験になると思うよ。
それと夏期はメクラアブなどの刺す虫が大量発生する場所でもあるので、その時期に行く人はそれなりの覚悟、もしくは虫よけ対策をしないと悲惨な目に遭うよ。
そんな事で、神の子池は四季を通じて楽しめる聖地なのだ。くれぐれも穢さないように。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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