5月15日は愛犬カーシャの誕生日 7年間のカーシャの誕生日を振返る
Table of Contents
5月15日はカーシャの誕生日 迎えることが無かった9歳の誕生日
生きていれば、この5月15日にカーシャは9歳になるはずだった。残念ながら誕生日まで17日を遺してカーシャは虹の橋を渡ってしまった。最後の2ヶ月間は、カーシャにとってはとっても辛い日々だったと思う。脚指の怪我の炎症はどんどん悪化して、腐れ爛れて行く。体中に悪性腫瘍がどんどんと増殖して、だんだんと体力を奪われる。そして気力も失われて行く。
その姿を見ている私たちもとても辛い2ヶ月間だった。だけども今日はカーシャの誕生日だ。実際に生きてこの日を迎えることはできなかったけれども、過去の7年間のカーシャの誕生日の写真を見て、楽しい思い出で心を満たそうと思うのだ。
カーシャの誕生日はこちら知床では、ちょうど桜の季節にあたる。そんな事もあり、ずいぶんとカーシャと花見に行った画像が残されている。今年の5月15日も、知床では桜はまだ見頃だ。そんな桜の花を見るたびに、カーシャの姿が頭に蘇ってくる。
カーシャは我が家に笑顔を沢山もたらしてくれた。カーシャは車に乗るのが嫌いなので、一緒に遠出できない等制約も多かったけれども、楽しい日々でいっぱいだった。
カーシャありがとう。
2014年の誕生日 カーシャ2歳
カーシャが我が家にやって来てまだ2カ月も経っていない頃の写真だ。ようやっとヒモやボロキレを引っ張ったり、振り回したりして遊んでくれるようになってくれた頃。食事も手作り食にすっかりなれて、生肉も怪訝な顔をして食べなくなった頃。
食器の中をよく見るとまだドッグフードが入っている。この頃はまだドッグフードから手作り食への移行期だったのだ。カーシャは2歳までドッグフードで育ってきたので、死ぬまでドッグフードが大好きだったようだ。亡くなる10日ほど前の頃、手作り食を食べなくなった。試しにドッグフードをあげると喜んで食べたのには驚いた。
2015年の誕生日 カーシャ3歳
まだ我が家に来て1年目のカーシャちゃん。顔つきが厳しく、この頃散歩していると子供から「うわぁ、この犬怖ーい」とよく言われた。いつも目が緊張していた。
この日は凄い変顔も披露している。左下見えるのは、この頃大好きだった通称「イカ」と呼んでいたぬいぐるみ(本当はクラゲ)。よくかんで、振り回して遊んでいた。
2016年の誕生日 カーシャ4歳
この日は桜が満開で、散歩がてら桜見物。女房の顔を勝手にブログで曝すと怒られるので隠しています。サングラスを描いたんだけども、絵心が無いのでそうには見えないね。
そうそう、カーシャの誕生日は桜が咲いていることが多いのだ。
2017年の誕生日 カーシャ5歳
2017年は何故か誕生日の祝いの食事風景の写真を撮影していなかった。その代わり室内でディスク遊びをするカーシャを動画で撮影していた。
2018年の誕生日 カーシャ6歳
やはり妻が作ったミニケーキでカーシャの誕生日を祝う。この年の誕生日は特に印象深い。というのも2017年12月にカーシャはアジソン病を発病して、虹の橋を渡りかけていたのだ。そんな事態を経て無事に誕生日を迎えられただけに、特に喜びも強かった。
ちなみにこの不思議なケーキだが記録を残していないので、これが何のケーキであるかわからない。我が妻は即興でその場の思いつきで何でも作ってしまうという特技があるのだ。トッピングはデーツと言うことだけは間違いない。真新しい首輪の浅葱色が目に鮮やかだ。
言うまでもないが、このケーキ以外にいつもの食事がつく。
2019年の誕生日 カーシャ7歳
誕生祝いの料理は、生ラム肉等にゆでたサンマを1本。ホットケーキにハスカップジャムをのせたケーキがデザート(こういうものは一口でぺろっと食べる)。
この日土方歳三を偲ぶサッポロクラシック缶とも記念撮影。これはブログの記事用の撮影会だった。
2020年の誕生日 カーシャ8歳
この時は赤いヘンプの首輪をカーシャにプレゼントした。カーシャはとても赤い色が似合う。赤い彗星なのだ。これが最後にカーシャに買ってあげた首輪になってしまった。妻は小さなケーキでお祝い。実はこのケーキはビーガン仕様。もちろん砂糖は使っていない。
もう1枚の写真は、老鶏のパー子さんとのツーショット。カーシャは何故かパー子さんの直ぐ手前に寝そべりたがる。これは決してパー子さんを守ろうとしているのではなくて、この場所は私の場所だから明け渡さないという意思表示なんだと思う。全ての敷物はカーシャのテリトリーなのだ。パー子さんにはとても迷惑だったろう。
パー子さんはこの年の9月29日に天寿を全うされた。10歳と3カ月だった。
2021年4月28日
この日知床で桜が開花した。
この14年間つねに、犬や鶏と暮らしてきた。これで夫婦2人だけの生活が始まった。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ