500円玉の大きさのブルーベリーの実がなるチャンドラーを入手!
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我が家のブルーベリー園に、チャンドラーを加える
我が家の庭には既にブルーベリーの樹が15本植えられている。15年前からコツコツと小さな苗を買い集めていたらこんなに増えてしまった。そこにこんな巨大な実を実らせる品種を仲間に加えてしまった。ますます庭が狭くなる。
我が家の庭にあるブルーベリーはどれもハイブッシュ系の品種ばかりだ。北海道の東の外れのような寒冷な地域には、ハイブッシュ系のブルーベリーがよく育つ。
ハイブッシュ系とは云うものの、樹の品種によって葉や実の大きさがずいぶんと違うものだ。小粒の実がなるのもあれば、100円玉大の実が生る樹もある。7月には収穫出来るものから、9月ごろにようやっと収穫出来る樹もある。我が庭にはいろんな品種のブルーベリが混在している。
そんなブルーベリーさん達の中に、この秋新しい苗を導入してしまった。やはりハイブッシュ系なのだが、チャンドラーという品種名がついている。
チャンドラーの一番の特徴は、とにかく実がバカデカイという事。なんと500円玉大の実がなる。そんな苗を2本も買ってしまった。2年目の苗なのでまだ30cm程の樹高だけども、いずれ1.5〜2m程の高さにまで成長するという話だ。
チャンドラーとの出合い
これは2年ほど前に斜里町の隣町清里町のブルーベリー農園を訪問した時の事だ。園内にあるショップのカウンターに、これまで観た事もない巨大なブルーベリーの実を見つけた。横には500円玉が置かれていた。「チャンドラーは500円玉の実がなる品種です」と書かれていた。実物を目の前にしても、信じがたい大きさだった。
園主さんに実際に実がなっている樹を案内してもらう。樹としてはごく普通のブルーベリーなのだが、そこになっている実がとにかくデカイ。500円玉クラスの実が、たわわに実っていた。こりゃあスゴイ! 我が家の庭にも植えたいところだが、もうこれ以上植えられるところはない。チャンドラーは魅力的な樹だが、我が家の庭には植えられないなとその時は諦めたのだった。
後先考えずにチャンドラーを購入
ところがつい先日、魔が差してしまった。こんな時代だ。今やりたいと思った事をしなければ、一生出来ずに終るかもしれない。何事も全ての準備が整って始めたんじゃ遅過ぎるのだ。やろうと思った時が始める時なのだ。
今年の実は虫害対策が功を奏し、大きな実を楽しめている。そんな実を見続けていたら、衝動的にチャンドラーの苗を買ってしまった。何処にこんな苗を植えるスペースがあるんだ? 2日ほど眠る事も忘れて庭をグルグルと回り続けて、悪魔の選択を思いついた。
庭の東にはドクダミの群生がある。ドクダミは日陰でもよく育つ。だから畑に植えておく必要はない。しかもドクダミはブルーベリーの樹の間に根を伸ばし、どんどんと侵食してくる。なので思い切って、そのドクダミの群生は全て抜いてしまう事にした。そして家の周りの暗がり3ヶ所に分散して移植してしまった。ドクダミは日陰者でいいのだ。
そうやって強引に広い敷地を確保した。そこにチャンドラーを1本植える。そしてもう一本は、古過ぎて殆ど実がつかなくなった背丈の低いブルーベリーを余り日当たりのよくないところに移動させた。そうやって空いた場所に、もう一本のチャンドラーを植えた。これでばっちりだ。
こうやってなんとか強引に2本のチャンドラーを我が庭に導入してしまった。今回購入したのはまだまだ小さな苗なので来年の夏の収穫は期待出来ない。来年は樹の充実に努めようと思う。
きっと数年後にはあの大きな実が食べられるだろう。楽しい事が数年後に待っている。今を楽しむのも大事だが、未来に楽しみの種を蒔いておくのも大事だと思う。こんな時代だけに。
なのでこのチャンドラーさんには名前を付けた。その名は「希望」という。
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