価格競争の果てに待っているもの 儲からない粗悪品製造業天国
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価格競争と合理化が進み過ぎた日本の茶園
茶の産地といえば静岡が有名だけども、やぶきた種の深蒸し茶ばかりだ。今じゃ茶園は機械で刈り取りをするので、広大な茶園をたった1人で収穫できるんだそうだ。手積みの時代なら100人もの茶摘みが必要な茶園でも、今じゃたった1人で十分。効率が良くなって、大量収穫できるんだそうだ。
だから安くお茶が飲める。飲食店に入ればお茶はただで出てくる。ただし不味い茶が。多くの人は緑茶はただで飲むものだと思っている。その代わり農薬たっぷり。EUじゃ日本茶の残留農薬の値が高過ぎるので輸入が止められている。そんな茶をただで日本人は飲んでいる。
そんなただの茶がペットボトルに入ると100円になる。飲むと気持ち悪くなるペットの不味いお茶には金を出す。
インドでは茶は未だに手摘み
ところがオレが大好きな紅茶の一大産地といえばインド。インドでは、例えば大好きなマカイバリ茶園では数百人の茶摘みがいて、日々手で茶摘みを行っている。日本に比べたら効率の悪いこと。1人の茶摘みが一生懸命茶を摘んでも、1日せいぜい20kg。それを製茶したらたった5kgの茶にしかならない。
効率が悪いけども、そんな紅茶が日本では100gで2000円以上の高価な紅茶として売られている。そんな高価な茶なのにもかかわらず、世界中で売れ続けていて、世界各地にファンがいる。効率って何だろう。「沢山売れれば儲かる人」とは誰だろう。それは少なくとも農園の人じゃない。
紅茶通販 マカイバリジャパン 有機JASダージリン紅茶
紅茶の中の紅茶、ダージリン マカイバリ紅茶の総代理店マカイバリジャパン。マカイバリ紅茶はバイオダイナミック農法による、最高級のダージリン紅茶。有機紅茶、有機緑茶、有機烏龍茶、アーユルヴェーダハーブティーを通販。
クソ不味い町のケーキ屋さん
某町のケーキ屋さんの商品は、一口食べた瞬間にその店のものだと分かる。「不味い」のだ。その店主はクリームとは牛乳から作られるということを知らないらしい。
そのお店のケーキのクリームは、マーガリンやショートニングのみで作られていて、食べればプラスチックで口から胃までコーティングされたみたいな気持ちになる。そんなこびりつくようなしつこい油は、いつまでも体にこびりつき、不快なその食感がいつまでも味わえると云うわけだ。だから食べれば必ず気持ち悪くなる。
とある人がそのケーキ屋に、「ちゃんとしたクリームを使った方が良いよ」とアドバイスすると「そんな事をしたら、コンビニのケーキの値段に勝てないじゃないか」と言ったそうだ。勝負相手は、コンビニの食い物とも言えない粗悪な「スイーツ」なんだそうだ。ケーキ専業店なのに、コンビニがライバルという時点で、もう勝負に惨敗している。
何かが間違っているよね。選ぶのは貴方だ。
某町のケーキ屋は弓田さんのツメの垢を煎じて、静脈注射するが良い!
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ [弓田亨主宰の代官山にあるケーキ・フランス菓子のお店]
弓田亨主宰の代官山にあるケーキ・フランス菓子のお店です。代官山にはパティスリー・エピスリーがあり、ケーキや焼き菓子、材料や器具を購入頂けます。その他にお菓子教室の運営、お菓子と料理本の出版も行ってます。
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