タモキノコ(タモギダケ)のホダ木を仕込んで3夏目。ついにタモキノコ発生!
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3回目の夏からタモキノコが発生する
2020年に仕込んだタモキノコのホダ木だけども、今年で3回目の夏を迎えた。菌の販売元の説明では、3回目の夏に発生すると説明されていた。ここ知床も6月の終りごろからずいぶんと気温が上昇しだした。ひょっとするとタモキノコが発生するのではと、ホダ木を気にかけていた。すると、
やはりタモキノコは夏のキノコ。暑くなったら一気に発生していた。先週末の朝、親父が得意げに「タモキノコが出たぞ」と、収穫したキノコを見せに来た。ホダ木はあたしが仕込んだものの、置き場が無い為親父の畑の暗がりに置かせてもらっていたのだ。なので親父がホダ木の管理人のようなものだ。
なので木から発生した、大きな株の写真は撮る事が出来なかった。下の写真はその時親父が持ってきたキノコの1部。いきなりずいぶんと大きな株が出てきたものだ。大きさとしては大人の両手のひら以上の株だった。
これからタモキノコ発生のラッシュか!
キノコが発生しているのは今の所10本のホダ木のうち3本程だ。残りのホダ木も充分ホダ化が進んでいるように見えるので、キノコの発生は時間の問題なのではないかと思っている。こんもりと大きな株がホダ木から発生している姿を、こんどはしっかりと撮影しようと思う。
それにしてもタモキノコはやはりなんといっても香りが良い。早速みそ汁の具にして食べたのだけれど、だしも出てすごく良い。煮物にも最高。タモキノコは北海道の知床ではそう珍しいキノコではない。農家のオヤジなんかがちょっと仕事で山に入ったりした時にタモキノコを見つけて取ってくるようなキノコだ。なので買うモノではなくて、回ってくるものというのがタモキノコ。
だけども内地ではまぼろしのキノコと呼ばれていると聞く。色々健康効果も云われている。食べて美味しく、健康にも役立つ。ありがたい。どうやら贅沢品のようだ。
ヒラタケの栽培には失敗したけれども、タモキノコは大成功してとても嬉しい。このホダ木は3〜4年は楽しめるので、また来年に新しいホダ木を仕込もうかなと思う。