タモキノコ(タモギダケ)の栽培にも挑戦する だがキノコの発生は3年後
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やはり週末はホダ木作り 今度はタモキノコ
先週はヒラタケのホダ木作りで休日が終ってしまった。そして昨日の日曜日、オレは何をしていたかというと、やはりホダ木作りで一日が終ってしまった。
今度は、タモキノコ(タモギダケ)のホダ木作りだ。
ヒラタケのホダ木作りの記事で、「タモの木を手に入れたが、ひねくれ者のオレはタモキノコなんか栽培しない」と宣言している。ところがオレはとても気まぐれ。カルマをもったカメレオン並の気まぐれなのだ。なので、これだけタモの木があるんだから、どうせならタモキノコも作ってしまえ、と仕事中突然思い立ってしまった。
一寸探してみるとすぐに、タモキノコの種菌を扱っている業者が見つかる。もう思い立って1時間後には、タモキノコの種菌を注文してしまった。そんな訳で、1週間前には全く栽培する気なんか無かったタモキノコの栽培にも挑戦することになってしまった。人生1秒後に何が起きるのか分からないもんだ。
ところでタモキノコ(タモギダケ)っていうのはこんなキノコ。ここ道東では農家のオジサンからいただいたりするキノコで、そんなに珍しいものではないのだが、調べてみて驚いた。
リンク:タモギタケの健康効果がスゴイ!北海道「幻のキノコ」の料理方法!
ということで、先週同様今週の休みも車庫にこもって、ひたすらホダ木を作ることになった。木は同じくタモの木。適当な長さで、表皮の剥がれていないものを10数本選んでおいた。
今回は長い木と、短い木の2種類のホダ木を作って栽培実験してみようと考えた。置き場所、置き方などあれこれ試してみようと思っての事だ。
相変わらずインパクトドライバーは、ホダ木1本程度(約30穴)に穴を開ければ電池切れ。強制的に充電タイムに入る。2つのバッテリーを交互に使って木に穴を開けてゆくが、それでもヒマな時間のほうが遥かに多い。前回はBGMにチャットモンチーをずっと聞いていたが、今回は斉藤由貴さんの歌をBGMにホダ木づくりした。やはり青春時代の歌は、なんだかムネにキューンと来るねぇ。
お陰で車庫の掃除、配置替え、整理が随分進んだよ。こうなれば車庫整備のついでに、タモキノコのホダ木を作っているようなものだ。
結果出来上がったのは長短約10本のホダ木。これを車庫横の日陰に井げたに積み上げて、たっぷりと散水する。それからムシロをかけ、ビニールシートを駆けて保温する。あとは数ヶ月このまま仮置きして、菌が木に回るのを促すわけだ。
タモキノコは何時発生する?
作業終了後、種菌といっしょに送られてきたA41枚の栽培の手引きを読み直してみる。そこにはこう書かれていた。
「キノコの発生は植菌後3年目の夏になります」
ホダ木を作ることばかりに気を取られていたが、タモキノコは植菌してから3年経たないと発生しないという。来年の夏には食べられると勝手に思い込んでいただけに、ちょっとぼう然とする。
まあ、楽しみは未来に。チャットモンチーを聴かせたヒラタケと、斉藤由貴さんを聴かせたタモキノコと、どちらが良いものができるのか楽しみだ。きっとどちらも良いものができるに違いない。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ