955ヘクトパスカル! 超低気圧が斜里上空を通過 2021年2月16日
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超低気圧の朝を迎える
15日から北海道に接近した超強力低気圧は、16日の朝にはオホーツク海に到達した。多分到達した、オレには見えないので。15日の天気予報を見ると、16日朝の気圧の予想はなんと950ヘクトパスカルになっている。そんなに下がるのか、ホントに? と半信半疑だった、が。
今朝起きてオレはまず家の壁に掛けてある気圧計を確認してみる。気圧計の針が示しているのは、まさに955ヘクトパスカルじゃないですか。今この瞬間、斜里町の上空に低気圧の中心が滞在しているんだろう。
こんな低気圧化だが意外と普通で、頭も痛くない。だけどもなんだか体が重く感じ、動作も緩慢だ。なんだか大気が粘性を持っているような感じがする。気のせいだと思うが。犬のカーシャはずっとぐたーっと寝そべっている。
しんどいといえば昨日の午後からの方がしんどかった。古傷はジンジンと痛み、頭は重く締めつけられる感じがして、頭痛の前兆現象が現われてきていた。なので頭痛対策で耳もみを念入りにしたよ。
気圧はぐーっと下がる時の方がダメージが多い。短時間で50ヘクトパスカルも気圧が下がるんだから、そんなのは当たり前だろう。昨日の晩はとても苛々した。
道内各地では猛吹雪が吹き荒れたようだが(いや16日が本番なのかも)、幸いな事に斜里町は言うほどの風が吹かなかった。それというのも南から吹き込む風の場合、斜里岳が壁になってブロックしてくれるのだ。有難い事だ。
積雪は一気に解けて、街はワヤ
それはさておき、この低気圧の接近で15日の午後から、強めの風と雨がずーっと続いていた。本来ならまだまだ寒い時期なのだが、この雨のせいで雪が一気に溶け出した。
庭の積雪量は一晩で20cmも減ってしまった。気温は15日からずっとプラス。これだけ暖かく、風が有り、雨も降ればそれだけ雪も溶けてしまうだろう。流氷が心配だ。
16日朝の道路は、もう渾沌そのもの。路面の氷の上に雪解け水が溜まり、スパイク付の靴でなければ滑って歩けない。そして道路といえば、アイスバーンだった場所は全て溶けて緩んでしまい、ぐじゃぐじゃのシャーベット状態になっている。
こういう時は道路に付いたタイア跡通りに走らないと、雪にタイヤがとられてしまい車のコントロールが効かなくなってしまう。とても危険な道路になっていた。
実際、オレが勤務先の駐車場に車を入れようとした時に、雪にタイヤが取られて思うように駐車スペースに入ってくれない。下手をするとタイヤが雪に嵌ってスリップしてしまう。
この真冬の雨の恐ろしいのは、これで終りじゃない。これだけ溶けてしまった雪は、今度は凍結してしまう。16日の夕方から気温はマイナスになり、急速に冷える予報だ。今朝はプラスの2度。明日の朝はマイナス10度の予想。
そうすると、たまった雪解け水は全て凍ってしまい、今度は氷の世界。道路はアイススケート。ああ、明日が恐ろしい。
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