流氷が来たら河口はどうなった? 凍れる海に注ぐ斜里川 知床の流氷2022
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流氷到来
前回の記事でここ知床(斜里町)にも流氷が接岸した事を書いた。流氷の到来で知床は正に冬まっただ中。知床から見るオホーツク海は氷で完全に埋め尽くされている。気分はもう北極海だ。白熊が歩いてきても違和感のない景色だ。
ちなみに地球温暖化でホッキョクグマが絶滅しそうというのは、地球温暖化詐欺師の流す嘘です。ホッキョクグマは増えています。
そんな時期の川の様子はどんなだろうと、斜里町市街地からほど近い斜里川を見に行ってきた。
斜里川の河口は知床斜里駅からなら歩いて10分ほどの場所だ。川の土手に車を止めて、護岸に沿って川を河口まで下ってみた。日時は2022年02月06日午前10時30分ごろ。外気温はマイナス5度程度。
たいがいの人にはこの気温がものすごく寒く思えるようだが、流氷の時期にしてはこれでも温かいほうなのだ。流氷が来る季節では、この街では快晴の日でも、最高気温がマイナス10度なんて普通だったりする。
川に沿ってテクテクと歩く。河口域は車を止めた場所からせいぜい300mほど先だ。この日はあいにくの曇り空で、地面も雪で白ければ、海も流氷で白く、もう全てが白くてなにがなんだか区別つかないだろうと思う。
雪道を歩く事3分ほどで河口に到着。ここから先は波よけの防潮堤になる。
斜里側河口に到着
海と川の境はどーこだ? 見ての通りすっぱりと氷で川が寸断されている。水面が見えているところが川で、氷の部分が海。いくつか氷の塊が川の水面上にミニチュア氷河のように突き出ている。こんな景色から海が氷で覆われているという事が良くわかるよね。
流氷で覆われてしまったため、もう何処が砂浜だか波打ち際だか分らない場所で、若いお父さんが幼い娘さんと小犬の記念撮影に来ていた。この寒さの中でも平気でいるところをみると、地元の人に違いない。鼻水を垂らしながらこんな冬の斜里川を撮影をしているおじさんに向かって、手を振ってくれた。
浜に出るととにかく風が冷たく寒い。鼻水が出ていても顔の感覚が麻痺しているので自覚が無い。手袋をしているのに、指がかじかむ。
何もかも白いので、この写真じゃ何が海なんだか陸なんだか川なんだか分らないと思う。動画も撮影しているので、そちらの方が流氷に覆われた海がどういうものか良くわかると思う。よかったら、鼻水たらしながら録ったyoutubeの動画も見てね。
最近ちょっとこうした動画を撮影するのがちょっと面白くなってきた。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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