人生に起きる出来事には、きっと何か深遠な意味があるのだろう 30年経って判る事もある
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顎関節症になってしまったワタシ
3ヶ月ぐらい前から顎関節症になってしまった。何が辛いって、食事の時、噛む度に顎に激痛が走る。駄目な時はナマケモノよりもゆっくりと口を動かしても痛みが走る。もう食事が楽しくないと云う事が、これほど辛いものだとは思ってもいなかった。食事が怖いと思う時がある。一口食べて、もう食べるのを止めてしまおうと思う時もある。
日々この痛さに耐え、痛さとともに生活している。話すのも苦痛で、極力、人と話さないようにしている。ソーシャル・メディア上ではいつもと変わらないオレのなので、こんな事になっているとは知らない人も多いと思う。
ネット上ではいつも同様饒舌だ。だけども、実生活はQuiet Manもしくは、Quiet Oneだ。会社では他の社員とやりとりするのに、メールを使っていたりする。直ぐ隣に座っているのに。オレはネット上に生まれた生命体にでもなった気分だ。
辛い毎日だが、額関節症で苦しんでいる事は、きっと何かの意味がある事なんだろう。これは何かの意味がある事なんだ、そう思うようになった。「人生に意味の無い出来事なんか無い」なんて人は言うが、この痛みもきっと何かの意味があるんだろう。
大学1年生のオレ 最初に応募したアルバイトは不採用になった
閑話休題。32年前にオレは進学の為に上京した。2部の学生なので昼間は有り余るほど時間がある。多少一人暮らしになれた所で、アルバイトを始める事にした。都合よく大学図書館でアルバイトの募集をしている。本好きのオレが最初にするアルバイトとしてはうってつけだと思い、すぐに応募した。だが、何故かオレは不採用になってしまった。
勇気を持って応募したものの不採用と言う事で、オレはちょっと挫けてしまったよ。そんな訳もあってしばらくの間、何もせず日中はだらだらする日々が続いた。そして6月になって大学生活最初のアルバイトを決めた。それはとある公的機関の事務補助のアルバイトだった。勤務地も大学に近く、終業も17時なので、通学にもちょうど良い環境だった。そこに決めた理由は、ただそれだけの事だった。
大学生になって最初のアルバイト。そのアルバイト先で1人の女性と出会った。その人はその職場の正職員で、短大を出たばかりの社会人一年生だった。
そしてその出会いからちょうど20年後の2007年6月に、オレはその彼女と結婚する事になる。
意味は後になって判る事がある
今になって意味が判るなんて事がある。何故、大学図書館のアルバイトに落ちてしまったのか? あの時採用されていたら、まず間違いなく妻とは出会う機会がなかったろう。あの時は不採用になり、ちょっと不貞腐れてしまった。だが結局の所その事があったお陰で後の妻と出会う事になった。偶然の一言で片付けても良い事なんだろうとも思う。だけども自分の身に起こる出来事は、必ず思いもよらない何か深い意味があるんじゃないか、とも思う。そう思った方が人生がより楽しくなると思うのだ。
そんな事で、今苦しんでいるこの顎関節症の痛みも、数年後、もしくは遠い未来にその出来事の意味が判る日が来ると思う。日々辛いけれども。
こんなブログを継続できているのも、元はと云えば犬がアジソン病になってしまった事からだった。人生に起きる出来事には、必ず何か意味がある。
それはともかく、くれぐれもオレ宛の連絡はメールでお願い致します。電話はかけないでください。話せません。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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