雪が降った！ 冬の散歩道は楽しいぞ。 カーシャ2020年初冬の雪道を駆け回る！
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冬のシャリウッド・ヒルを走り回る
休日の犬の散歩はいつもだいぶ長めに歩いてあげている。11月最後の週末の散歩の目的地は、役場庁舎裏に広がる公園地帯、オレが勝手に命名シャリウッド・ヒル。
だけども公園と云っても殆ど人気はない。なので公園に着くとカーシャのリードを外して、好きに歩き、好きに走らせ回らせてあげる。もちろん人や他の犬を見かけたら、そくリードを装着だ（まあ滅多にないが）。
カーシャも目的地を察して、だんだんと興奮してくる。カーシャは人間と違い自由が大好きなのだ。なんの効果もないと云うのに、誰かに言われるままに従うアホな人間と大違いだ。
雪の量はたいした事がない
さてここの所曇った天気が続き、夜にうっすらと雪が降り積もることが多い。この日（11月29日）もそんな日だった。夕べには道に雪が何もないと云うのに、朝起きてみると眩い一面の銀世界に変わっている。
といって、この時期だからせいぜい数cmの積雪だ。日が出てくればあっという間に溶けてドロドロの道になってしまう。そうなる前に散歩に出発だ。折角のふったばかりの雪の上をカーシャに走らせたい。
家の周りよりも、シャリウッド・ヒルの方がきっと雪が多く積もっているに違いないと出掛けたものの、現地に到着して落胆した。本当にうっすらと雪が積もっているだけ。これじゃ雪道の散歩とは言え無いなぁ。とオレは一寸落胆しつつも、カーシャはそんな事はお構いなしに早速走り回る。
そう、カーシャは走ることが楽しくてしょうがないのだ。われわれよりも先にシャリウッド・ヒルを散歩した犬連れがいる。カーシャは先客の残していった匂いを一生懸命たどるのだ。すると、犬以外の生物の足跡も現われる。そう、この森はいろんな生物がやって来る場所なのだ。
知床博物館の周りの森の中の遊歩道を駆け抜け、津軽藩士の慰霊碑周辺に到着。ここらへんは雪の上にまだ大量に堆積している枯れ葉が顔をのぞかせている。カーシャは枯れ葉の上を駆け抜ける。
鳥の鳴き声が聞こえるので上を見ると、オオアカゲラが幹の上を物色しているのが目に留まる。もう1羽いる鳥は、暗くてはっきりと判別出来なかったもののヤマゲラに見える。こんな市街地でヤマゲラらしき鳥を見るとは！（残念ながら鳥は撮影出来ず） オレが野鳥を見ていると、カーシャは早く！早く！とオレをせかす。
再び博物館裏戻る。ここは斜面になっていて、真冬は初心者用のスキースロープになるのだ。通称ハマナススロープと呼ばれている。今度はハマナススロープを下る。
まだ全然雪が積もっていないと云うのに、オレンジ色のフェンスが貼られて、スキーやスノーボードで遊ぶ子供達がコース外に出ないように準備されていた。
いつもの様ににオオワシさん達に挨拶した後、博物館の前を通り抜け、再び博物館とゆめホールをつなぐ森の道を通りスタート地点のゆめホール知床の芝生にもどる。
カーシャの歩く足跡を見ていると、血がついていることに気がついた。どうやらはしゃぎ過ぎて、走り過ぎて足を怪我したらしい。左の後ろ足のツメが折れて、そこから血が出ているようだ。そんな事で今日のシャリウッド・ヒルの散歩はこれにて終了。
雪道と云うには、さっぱりの積雪量だが、カーシャは充分堪能したと思う。怪我をするぐらいに。
さて今年の年末はどうなるんだろう？
さて去年の大晦日は、平地では全く積雪がないと云う驚異の年の暮れだった。今年もなんだか雪が少ないような気がする。
地球温暖化？ いやいや、そうじゃない。中国が東シナ海沿岸に48基もの原発を建てて、毎日大量の温水を海に垂れ流しているのだ。その温水、原発1基につき広島型原爆3発分の熱量を1日に垂れ流すと云う。それだけ海水を暖め続ければ、そりゃあ海水温も上がるわな。幽霊の正体見たりじゃないが、地球温暖化の正体見たりだ。気温が上昇するから二酸化炭素の濃度も高くなる。逆じゃない。
海水温が高いせいで、斜里の鮭漁はさっぱりだったと、幼なじみの猟師もぼやいていた。おい誰かはっきり云ってやれよ、原発が海を暖めるから気候が以上に変動するって。
されそんな事はさておき、今年の冬も雪が少なく暖かく推移するんじゃないのかな？ ここ数年冬の名物暴風雪もさっぱり無くなってしまった。猛吹雪で会社が休みになると云うのは、何だかワクワクするんだよね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ