今日の斜里岳 朝は−3度、昼は+20度の気温 知床も、もう春かな 2021年4月12日
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今日の斜里岳 雪解けが進む春の山
今日は朝からスッキリとした快晴。そんな事で今日の斜里岳を更新しようと思う。
写真は7時30分に撮影したもの。その時の外気温は5度程度。ちょっと肌寒い。手袋無しでも散歩ができる気温。
斜里岳は雪解けがドンドンと進む。毎日毎日山肌の模様が変化していくのが良くわかる。気が付けは冬山から、春山の装いになっていた。あと2カ月もすれば山開きだ。この連載も1カ月ちょっとでちょうど1年になる。一年を通して、斜里岳の変化を追って行くと面白いかな? との思いつきで始めたのだが、オレ以外はそれほど面白くもないようだ。まあ、オレが面白ければそれでヨシ。
家を出てまずきが付いたのは、空気にかすかに硫黄のにおいが混じっていること。これは約40kmほど離れた弟子屈町の硫黄山からの匂いに違いない。肌にはそれほど感じないのだが、南風が(硫黄山は斜里の南に位置している)吹きつけていることになる。
そんなこともあって、今日の斜里町の最高気温の予想は、なんとプラス20度。これでは桜が間違って咲いてしまいそうだ。昼間はこんなに暖かくなるのだが、今朝の最低気温はマイナス3度。気温の変化が大きい。
今朝もカーシャはあまり調子が良くは無い
散歩の相棒カーシャは、今朝はあまり調子が良くないようだ。もうあまり笑顔を見せなくなったカーシャだが、それでも散歩の時間になると目をぎらぎらと輝かせて、オレの動きを見張っている。その目から散歩は絶対に付いててゆく! という意志を強く感じる。
玄関を出た直後はダッシュしたのだが、その後はずっと、とぼとぼとうつむいて歩く。それでも散歩が嬉しくて仕方がないようだ。歩くことは生きること。
最近はカーシャにリードを付けず、とぼとぼと歩くその横にオレがつきそう形の散歩を行っている。すっかり食が細くなったので、あまり体力を消耗したくない。とはいえ、歩ける限り、できるだけ歩かせてあげたい。毎日その感情のせめぎ合いだ。
もう雪解けはすっかり進んで、家の日陰の部分などに、汚れた雪がわずかに残るだけになってしまった。気分は晴れないけれども、春だねぇ。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたらとっても有難いです。