今日の斜里岳 2020年11月1日 斜里岳に更に雪が降る 知床連山はもう冬山
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斜里岳中腹まで雪が降り積もる
前回は10月27日に斜里岳に初冠雪という投稿をした。網走地方気象台は2日遅れで、10月29日が斜里岳の初冠雪と公式の発表があった。
網走の気象観測所は斜里岳から40kmも離れた場所にあり、そこからの目視で確認された時が、初冠雪とされるのだ。なので地元よりも遅いことが普通だ。
さて今日の斜里岳はいつもの知床国道沿いから撮影。撮影時刻は8時30分。気温は10度。南の弱い風が吹いている。比較的暖かな朝だ。南風のせいでホクレンの製糖工場の甘ーい匂いが街に漂っている。
27日に初冠雪。その後、山頂が雲に覆われている日が続いた。街では風のついた雨の日が続き、てっきり斜里岳に降った雪は溶けてしまったのではと思っていた。ところが雲が晴れるとご覧の通り。中腹まで雪が降り積もっている。
まだまだ積雪量が少ないので、青っぽい山だが、これから雪が溶けて、また降ってを繰り返すうちに、完全な真っ白な山に変わってゆく。
そしてその白い雪原帯が徐々に下に這うように降りてきて、街まで白く覆い尽くされるのだ。ひたひたと冬が迫ってくる。アンドロ軍団のツメロボットのように、整然と白い地帯がこれから降りてくるのだ。ズシンズシン、ズシンズシン。
川上地区からの斜里岳
この日は所用でちょっと斜里町郊外に足を伸ばした。市街地から10km程離れた農村地帯の、川上地区で撮影した斜里岳も掲載しようと思う。ちょっと移動しただけど、山の形が変わったことに気がついただろうか? 撮影時刻は11時30分。気温は13.5度。
斜里岳はこんな感じなのだが、北に振り返れば知床連山がいち早く白く輝いている。標高1000mを下回る所まで真っ白だ。これじゃ知床横断道路が閉鎖になるのは仕方ないね。知床峠はライブカメラ(今日現在峠が閉鎖中で春まで画像提供停止中)を見ると、全面真っ白の完全な冬景色だった。
今年は鮭が大不漁
この秋、漁師をしている同級生と、朝の犬の散歩の時間で度々顔を合わすことがあった。聞けば今年の鮭漁はさっぱり魚が捕れないと云う。彼の魚場は知床半島先端部。もう絶望的に鮭が捕れないとぼやいていた。
そんな事でヒマでヒマで仕方がないので、いつもなら漁で忙しい時期なのだが、その日は朝からゴルフに出掛けると云う。それほど魚が捕れないらしい。別の魚場でも、半島ほど酷くはないものの、やはり鮭の水揚げは少ないらしい。
そんな事もあり、地元のスーパーマーケットの売り出しチラシを見ると、今年はさっぱり特売品に生鮭が掲載されていない。イクラや筋子も去年に比べると、2割ほど値が上がっている。
これじゃサンマに続いて、鮭も口にする機会が減りそうだ。漁師の友達がいなければ、今年はイクラも鮭も食べられない所だった。友達に感謝! ←人付き合いの悪いオレだが、農家と漁師の友達には恵まれている。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ