9月6日ブラックアウト 北海道全域で停電 星空のなんて美しい事
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2018年9月6日 北海道ブラックアウト
昨日は地震の影響で朝起きた時から北海道は全面的に停電。こんな事は生まれて初めてだよ。しかもいつまで続くか解らない。昨日の時点では1週間以上かかると言っていた。
我が家には自家製ソーラ発電・蓄電システムを構築しているので、有る程度の電力をまかなえる。が、なんと云ってもバッテリーはもう5年以上使用して、かなり劣化している。冷蔵庫、冷凍庫だけでも一晩中通電したいのだが、それだけの電力を賄えるのか心もとない。昼間は余るくらい発電しているんだけどね。
夜間照明はLEDランタン、ヘッドライトで賄う
そんな事も有り、この停電期間中、ソーラーの電気は冷蔵庫・冷凍庫に集中させて、照明はソーラーLEDランタンとLEDのヘッドライトでまかなった。
こちらがLEDヘッドライト。直視すると目が潰れそうな2000ルーメン。これは天井から吊るした。
奥でぼーっと光っているのがLEDランタン。ペンダントライトの所にLEDヘッドライトを仕込んで食卓を照らしている所。
LEDランタンは軽く移動も容易で、ロウソクより遥かに明るいので、非常に重宝した。
LEDランタン設置例。部屋の中央に置いておけば、生活に支障が無くなる。
災害があろうが何があろうが日が暮れる。家の外のあまりの暗さにまず驚いたね。街灯も、玄関灯も、近所中に殆ど明かりがない(我が家の場合、別系統のソーラーを電源とする常夜灯だけいつものように点灯していた。我が家には2系統のソーラー蓄電がある)。電気がないと、街がこんなにも暗いと云う事に、改めて気がついたよ。以前住んでいた山麓地区の生活を思い出した。
停電の斜里の街を散策する
そしてなんといっても、星空の見事さには、感嘆以外の言葉がない。こんなにはっきりと天の川を街で見たのは何時ぶりだろう? 40年以上前のオレが子供の頃は街灯が少なく、斜里の街はもっと暗くて、星空が今よりもずっとキレイだった事を思い出した。女房は感嘆の叫び声を上げっぱなし。真っ暗な街を犬と散歩すると、女房があまりにも大きな声で感動を表現するもんだから、一寸恥ずかしかった。
そんなわけで、こんな真っ暗な街は生まれて初めて見た。きっと我々のご先祖様達はこんな空を毎日見て過ごして来たんだな。今のようなこんなに明るい夜なんて歴史的に云えば非常に短い間の事なんだな。これが本当の夜なんだ。というような事を思いながら、真っ暗な街を散歩したのであった。
それにしても、人とは数名すれ違っただけなのだが、走り回る車の多い事。暇なのか、我々と同じく、真っ暗な街を、車で見て回っていたのか。
アイキャッチは今朝の新聞。来ないと思っていたら、なんとちゃんと配達された。新聞配達をやっている知人の話だと、新聞印刷工場は自家発電施設を持っているから、停電では休まないんだとか。この写真の新聞は一面だよ。一面・最終面見開きの紙面は初めて見た。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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