今冬最後の流氷? 関東は桜の開花、知床は流氷が見ごろ 2021年3月27日
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3月の末に再び流氷の海を見る
長かった3月ももうすぐ終るのだけれど、流氷はもうとっくに去ってしまったと思い込んでいた。ところが27日の早朝に気が付いた。いつもなら聞こえているはずの海鳴りがさっぱり聞こえていない事に。
そんな事で3月27日(土)の午後、斜里の以久科原生花園そばの浜にちょっと出掛けてみた。そこは市街地から車で5分ほどのところにある。撮影時刻は15時。気温はプラス6度。
海岸段丘に登ってみると、海一面に氷がプカプカと浮いているでは無いか。オホーツク海全面が流氷に覆われているわけでは無いが、この方が海が氷で覆われていると云う感じがよくわかる。オレ以外にも先客が多数いて、写真撮影している。
空は快晴。知床連山がくっきりと見えて、流氷の海と山のコンビネーションは、知床ならではな最高の景色だと思う。
水平線は白い。ということは流氷本体はまだ沖合に留まっていると云う事なのだろう。流氷速報を見ると、斜里の前浜から知床半島先端部まで流氷がビッシリと詰まっている事がわかる。
目をよく凝らしてみると、沖合の白い筋は蜃気楼にも思える。双眼鏡が無いので、本当に蜃気楼かどうかは確認出来なかった。蜃気楼は知床の春先にはよく見られる現象で、よく晴れて暖かな風のない日に現われる。
時には幻氷といって、流氷がすっかり去ってしまった後にもかかわらず、水平線の上に白い帯が浮いて見える事なんかもある。それも蜃気楼の1種だ。
しつこく流氷中継をしてみた
喋りがヘタなくせに、おまけに気の利いた事なんか一言も言えないくせに、しかも三叉神経痛が痛むので滑舌も悪いくせに、そんな事気にしないで今回も流氷中継を行った。まあオレの喋りなんかどうでも良いので、この流氷の海を見てちょうだい。
今年の3月は何だか長かったなぁ。
2021年の3月は、今日を含めて未だ3日もある。3月が未だ終っていないなんて、騙されているみたいにも感じる。この3月はなんだかとても長く感じた。仕事はとにかく忙しかった。そしてその忙しいさ中に、カーシャに悪性腫瘍が見つかり、動物病院を何往復もした。
そんな慌ただしく日が過ぎて行き、気がつけば家の畑の雪はすっかり消え去っていた。冬は終わった。だが未だ春じゃない。そしてまだ3月なのだ。
ああ、この冬はとにかく長く感じた。カーシャちゃんが健やかに毎日が過ごせますように。黒霊芝、朝鮮人参なんかを勝手に送り付けられたら、とても感謝しちゃうな。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたらとっても有難いです。