北海道東部・津別町の「クマヤキ」 オホーツクの人気No.1名物!
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津別町名物クマヤキ
オホーツクの内陸部に津別町という小さな町が有る。網走からだと車で1時間かかる場所だ。その町の中心から、さらに20〜30分畑地というか、原野というか、人のあまりいない地域を進むと、相生と呼ばれる集落が現われる。昔はここにも林業用の鉄道があって、その駅の跡が、今は道の駅になっている。
その道の駅で売っているのが、この「クマヤキ」。熊の形をしているから「クマヤキ」で、何の事は無いタイヤキの形が熊になっただけだ。熊の体型を模したクマヤキは、下腹部の部分にたっぷりとあんこが入っている。
頭から足の先までびっしりとあんこが詰り、特にお腹部分は少し膨らんでいる。皮が普通のタイヤキに比べてモッチリとした触感が有るんだけど、氣のせいだろうか? たぶん何か違うと思う。
道の駅のお店でクマヤキを頼むと、専用の袋に入れて渡される。その袋に描かれたイラストが、また何とも言えない風情を醸し出していて非常に良い。モダンじゃない。でも何か愛嬌がある。そしてシンプル。なんて素晴らしいデザインなんだろう。その袋のデザインそのままクマヤキ。
クマヤキのデザインはシゲチャン
このクマヤキロゴのデザインをしたのは、知る人ぞ知るアーティストのシゲチャン。彼は昔、坂本龍一やHerbie Hancockのアルバムのデザインを手がけた先端アーティストなのだ。今は、このクマヤキを売っている相生地区で、私設美術館を開いて、館長として日々アートの制作に打ち込んでいる。パイプの似合う男、シゲチャン。
シゲチャンランドを見に行った際に、たまたま相生の道の駅に寄ったのが、オレがクマヤキを知る切っ掛けだった。しびれたねこの造形。それにしても、このクマヤキ、なんと年間3000万円の売り上げがあるという。
昨日は知り合いのおじさんが、相生を通りかかったんで、オミヤゲに買って来てくれた。2年ぶりのクマヤキ。斜里からだと2時間ぐらいかかるので、よほどの事がない限り、津別には行かないので、クマヤキは滅多に食べられない。
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