何が人間なのか? 人間として生まれ非人間として死んで行く2021年
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何が人間なのか?
人は人として生まれたから人間じゃないんだとオレは思う。人間らしく生きたからこそ、人間になり、そして人間として死んで行く事が出来る。
ところが辺りを見回してみると、人間として生まれてきたのに、人間以外の何物かになってしまった人ばかりだ。
そういう人達はよくこんな言い訳をする。
「ただ誰かがそういうから」、「TVではそういっている」、「新聞がこういったから」
そういう人達は、自分が「何かに」支配され、行動をコントロールされていることに気がついていない。脳をハッキングされているのだ。
自分の頭で考える代わりに、「何かが」あなたに代わって考えてくれている。それじゃもうあなたは木偶人形じゃないか。脳がからっぽの、無線操縦の操り人形だ。
非人間ばかりの社会
自分じゃ何も考えない。ただ何かに従って動くだけの存在、それじゃ機械と同じだ。何かに言われた事を、体に指令するだけの、中継器のような脳。それはもう脳じゃなく、タダの受信機だ。それは「何かが」あなたを操作する為の装置だ。頭は自分で考える為に有るのじゃないか?
考える主体は自分にないと云うことは、何処か遠くの通信社やTV局にそいつの脳があるんだ。これじゃ今流行りのクラウドと一緒じゃないか。
考えてみれば、学校では、こうすべきだ、社会に出たらこうするんだ、あれを買え、これを食べろと、支配される為の調教をずっと行ってきている。レールを外れる事は許されないと思い込まされる。その為に長時間労働を当たり前と思ってしまう。全てが洗脳。そうじゃない生き方だってあるのに。
流行り病に感謝する
そんな事を考えていると、いまのこの流行り病の流行はとてもありがたいものだとも思えてくる。こんなばかげた騒動が起きたからこそ、自分がどう生きるべきか、自分は何をすべきかを深く考えるきっかけにもなった。自分で考える、自分で判断して行動する。それは人間として生きるって事でもある。誰かの意のままに動くのは、もはや人間とは言えない。有機物で出来たロボットだ。
奴らがより支配を強めようと行ったことで、逆に人間として生きる事に気づかせてくれた。ただ残念ながら多くの人はより頭を奪われ、人間の形をした人間以外のものに成り下がった。オレは人間として生き、そして死んで行きたい。その事をこの阿呆臭い騒動のお陰で強く心に誓う事が出来た。
早く人間になりたい
オレが子どもの頃に流行ったアニメで「妖怪人間ベム」と言う作品があった。「早く人間になりたい」がキャッチコピーだ。
ところがそのアニメを見ていると、彼らこそ人間に思えてくる。登場する人間達はロクでもない奴らばかり。そんなクソ見たいな人間の社会で、そんなに人間になりたいのか? おまえらこそ正しい人間だよ、と妖怪人間達に言ってあげたい。
早く人間になりたい。
なら考えるんだ。誰にも思考をを支配されず、自分の頭で考え抜くんだ。そして行動するんだ。それしかオレ達が人間になる方法はない。頭を心を支配して奪おうとする奴らの手から逃れられる方法はそれしかない。
これからますます人間を人間らしくさせない社会に変質して行くだろう。
「早く人間になりたい」と思うのなら、まずは自分の頭で考えてみろ。何も考えない脳無しとして一生を終えたいのか?
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたらとっても有難いです。