「Future Learn」 無料オンライン講座で英語学習
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英語学習ならFuture Learnが良い
ネット上には無料の英語学習サービスがいろいろあります。今回は私が継続的に使っているサイトを紹介致します。このサイトは、たまたまツイッター上で「シェークスピアで英語を学びましょう」と云うツイートが目に留まり、アクセスした事から利用が始まりました。その学習サイトと云うよりもプラットフォームとと云う方が正確なんですが、「Future Learn」と云います。
Free online courses from Top Universities – FutureLearn
Join millions of people learning for free on FutureLearn. Find free online courses and online degrees from leading universities and organisations. Get started with online learning today.
Future LearnはイギリスのThe Open Universityが、2012年に設立した学習プラットフォームです。Future Learnでは、イギリスを中心とした世界中のいろいろな大学、研究機関が（140以上の機関が協力。日本の大学では慶応大学が日本文化のコースを担当しています）、多様、多種の講座を運営しています。私が最初に受講した、シェークスピアについてのコース「Exploring English: Shakespeare」は、British Councilが担当していました。
Furure Learnは基本無料です
Future Learnの何がよいかといえば、まず無料である事でしょう。Future Learnの多くの講座は、アクセスできる期限が決められていて、その期限内なら無料でその講座を利用できます。もしその後もずっと使いたい、もしくはゆっくりじっくり講座を利用したければ、60ドル程を払えば無制限にそのコースにアクセスできるという仕組みになっています。有料コースにUpgradeしませんかというお誘いのメールが届く事がありますが、全く気にしないで無料でだけ受講していれば良いと思います。
Future Learnの学習の仕方
基本的に各コースは2〜4週程度で終了するように出来ています。コースの概要ページを見れば、そのコースでどう云った事を学べるのか、どんな人向けなのか、またそのコースの学習期間、1週間のタスクを終了するのに必要な時間の目安、そのコースを受講するのに必要な英語能力等が書かれています。
主だったコースの学習の進め方ですが、1週間分のタスクはだいたい10〜20程度の小タスクに分けられています。各タスクでは、チューターのビデオや解説を読み、それに対して意見や感想を書き込んでゆく形でコースは進んできます。そしてその各受講者のコメントに、さらに他の受講者の意見が加わり、受講者同士（もちろん世界各国の受講者です）でコミュニケーションをとったり、チューターと議論したりと云った形で、各タスクが進んで行きます。大学で云うなら、ゼミのような雰囲気です。それがネット掲示板に置き換わったものと考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
もちろんこのコース内で使われるのは全て英語です。英語で説明を聞いて、英語の文章を読んで、英語で他国の受講者とコミュニケーションをとらなければなりません。コースを終了するには自分の持つ英語能力（Speaking以外）をフルに発揮しなければなりません。英語を学びながら、それだけでは無く、政治や、文学、歴史、様々な事を学べるという、お得な学習プラットフォームがFuture Learnです。
Future Learnの私の取り組み方
私はこれまでに10コース以上の講座を受講してきました。最初はシェークスピアを題材にして英語を学ぶ講座です。シェークスピア入門として最適だっただけでは無く、要所要所に英語学習者向けの課題やクイズなども折り込まれておりました。この講座は映画を学ぶ外国人向けに作られたものですが、同時にイギリス文化、英語の奥深くに潜む魂のようなものも学べたのでは無いかと思います。
受講にあたっては、まずリスニング能力が要求されます。各タスクには3〜10分程度のビデオレクチャーが付いている事が多いのですが、１度聞いただけでは中々聞き取れません。何度も聞き直す、そしてたいていの場合スクリプトが付いているので、スクリプトを見ながら聞くなど、しつこく何度も聞き、内容を理解するという事が大事だと私は思っています。
各タスクの最後にはコメントを投稿するボックスが用意されていて、感想や、課題等を受講者が投稿出来るようになっています。もちろんただ投稿するのでは無く、そのコメントを読んだ受講者から「いいね」が付いたり、コメントが付く事がよくあります。そうして受講者同士が意見交換し、議論を深めたりして、学習をより深いものにして行きます。
私も極く短いコメントを投稿するように心掛けているのですが、なかなか最初は考えた事を自由に英文にできず、じれったい思いをしていました。各タスクの終了ボタンを押せばすぐ次のタスクに進む事が出来るのですが、このようにコメントを残す事で、他者と交流すると云うのは英語能力をより高めると思うのです。そういった事から、積極的に、何かコメントを残すようにしています。そうしないと、ただビデオを見て、英文を読むだけでも面白いのですが、英語で考えて英語で文章を書く事はとても英語力を伸ばします。それがたとえ短文であっても。
Future Learnには様々なコースがあります
Future Learnには、それこそ数限りない講座があります。私が最近受講したのは、「English for Academic Study」で、これはイギリスの大学に進学希望の外国人向けの講座でした。イギリスの大学で学ぶには、どのような脳力が必要か、どのように授業が進むのか等、進学準備的な講座でした。「An Intermediate Guide to Writing in English for University Study」では、イギリスの大学で論文を書く際に必要な知識の初歩を学びました。このコースでは大学でエッセイを書くに当たって、知っておかなければならない最低限のルールを学ぶ事が出来ました。
もちろん、Future Learnは単に英語を学ぶ外国人向けの学習プラットフォームではありません。ネットを利用した学習プラットフォームですので、そういった講座も充実しています。「Towards Brexit? The UK’s EU Referendum」では、私の英語能力を遥かに超えた講座でしたが、何故イギリスがBrexitに向かって行ったのか、その歴史的な背景や、そのBrexitのあと社会はどうなるか等を学べました（たぶん）。この講座では、まさに大学のゼミを受けているような氣持ちになりましたが、英語学習者向けのものではありませんので、もちろん議論なんか参加出来ませんでした。レベルが高過ぎましたが、とても良い政治の勉強になりました。
最初はとても敷居が高そうに思えますが、まずは何でも挑戦してみる事です。やってみて、コツを掴めば、どんどん楽しくなると思います。日々の英語学習の行材の一つにFuture Learnを取り入れてれば、英語学習にリズムが出ると思います。
英語を学ぶだけでなく、いろいろな知識も学べるFuture Lean。私は強くオススメします。
Free online courses from Top Universities – FutureLearn
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私のブログをここまで読んで頂きありがとうございます。