大事なブルーベリーがスズメバチ虫害にあう　スズメバチトラップの出番だ

誰だブルーベリーを食い荒らしているは？

7月から熟し始めた我が庭のブルーベリーは、今が１番の食べごろだと思う。毎朝熟したものだけを、ちまちまと小さなボールいっぱいに収穫している。

ところが先週あたりから、妙に虫に食われたものが続出し出した。なかでも１番実の大きい樹のブルーベリーは、じっくりと熟するのをまっていた。100円硬貨よりも大きなサイズに成長しているのだが、実は大きくても甘くなるには時間がかかるのだ。なのでじっくり待っていると、虫に食われてしまっている。

ブルーベリーはコガネムシの害がある事は知られているが、なかなか犯人を見つける事が出来なかった。その犯人を今朝、ついに見つけてしまった。

犯人はスズメバチ

いつもの様にブルーベリーの採取をしていると、ブーンと低い嫌な蜂の羽音がする。頭を巡らせると、小型のキイロスズメバチがブルーベリーの木の間を飛び回っていた。するとそのスズメバチは、ブルーベリーの実に取り付き、むしゃむしゃと食べている様子だ。しかも一つの実をちょっと食べると、次の実へと移ってゆく。

オレのブルーベリーを食い荒らしているのはこいつか!　ついに見つけた虫害の犯人。だが相手がスズメバチでは迂闊に対応すると、刺されてオレがひどい目に遭ってしまう。これまで2度スズメバチに刺された経験があるので、もう2度と刺されたくはない。

スズメバチトラップの作り方

そんな訳で、出勤前の忙しい時間ではあったが、急きょスズメバチトラップを制作して設置する事にした。

スズメバチトラップ材料

砂糖　50ｇ
日本酒　100cc
醸造酢　50cc
空のペットボトル

スズメバチトラップの作り方

1　砂糖、日本酒、醸造酢を一緒によく混ぜ合わせておく。砂糖は何でもよい。うちには黒糖しかないので、今回は黒糖を使用した。

2　ペットボトルの真ん中と上部に窓を開ける。窓とは下図のように切れ込みを入れ、ペットボトルに四角い穴をを開けておく事。これがスズメバチの入り口になる。

切れ込みは互い違いに入れる。今回2つは上部に、2つは中部に切れ込みを入れておいた。
切れ込みの下部は切り取らず、ペットボトルの内側、もしくは外側に向けて折っておく。＼

3　先ほど混ぜ合わせた、砂糖、日本酒、酢の混合液をペットボトルの中に注ぎ込んでおく。

4　あとはペットボトルの首にヒモを縛りつけて、スズメバチの飛来する所に固定、もしくはぶら下げておく。

製作時間、約10分ほど。材料の分量はおおまかな量で、決してこの分量でなければならないというものではない。なのでかなりいい加減だ。

スズメバチトラップを早速設置

このスズメバチトラップを、さっそく１番実が多く付いているブルーベリーの樹の側にくくり付けた。問題は、ブルーベリーよりも、トラップの液が魅力的な香りを醸し出せるかだ。スズメバチを引きつけるのは、熟した発酵臭だと聞いている。

今日一日これで1匹も捕獲出来なければ、自家培養の乳酸菌を投入してみようと思う。オレが今作っている乳酸菌は、かなり甘酸っぱい良い匂いがすると思うんだ。

そんな訳で、我が家の狭い庭では、まさにスズメバチとオレの激しい暗闘が繰り広げられているのだ。

スズメバチにブルーベリーを食われるのは腹立たしい。だがそれよりも、自分の家の庭で、オレや女房がスズメバチに気がつかないで迂闊に接近した結果、刺されてしまう事を避けたいと思うのだ。

それもこれも、8月の後半からの高温が、スズメバチの活動を活発化させていると思う。ああ、早く涼しくなって欲しい。

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