犬の暑さ対策にクールマット 2頭の犬の正反対な反応

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暑い夏に、犬にはクールマットがある
9月に入ったというのに暑い日が続いて、もううんざり。しつこい暑さ、高い湿気でもう具合が悪くなりそうだ。
こんな暑い日の朝晩のカーシャの散歩も、気温が高過ぎるため短時間に止めている。犬ももちろんこの暑さはかなりの負担になっている。何もしていないのに、ハーハー息をしている事が多い。
そんな暑い時にカーシャは何をしているかというと、クールマットの上に寝そべって涼をとっている。夏の間はいつでもカーシャが寝そべる事が出来るように、クールマットを居間に敷いたままにしている。
8月の終りにもう夏は終ったと、いったん仕舞ったクールマットだが、再びの猛暑で再び敷き直すことになった。
先代犬・カララは絶対に寝そべらなかったクールマット

このクールマット、実は先代犬カララの為に買ったものだった。確かカララが10歳頃に、夏の暑さ対策にと思って買ったものだった。ところが、、、、、。
寝そべれば間違いなくヒンヤリと氣持ちが良いのが、このクールマットなのだ。だが何故かカララには断固拒否されてしまった。最初は使い方が分からないからだろうと思い、カララをマットの上に連れてきてお腹を当てたり、寝ころばせてみた。こうすればヒンヤリと氣持ち良いのだよ、と。
だが、いくらそうやって、クールマットの良さを教えてあげても、オレが離れればすぐさまマットから遠ざかってしまうカララ。そして暑ければ、結局は玄関のタイルの上で寝そべっているのだ。
オレの匂いを付ければ使うかもと思い、一晩オレがクールマットに寝そべってみた事もある。それでもカララは、このマットに見向きもしなかった。匂いをかぎさえしないのだ。

カララは本当に頑固な犬だった。亡き母からはよく「この頑固犬!」と云われていたものだ。だからカララが1度拒否したものは、最期まで拒否を貫き通した。全く見事なものだった。
そんな事もあって、せっかく買ったクールマットは、1度もカララに使われる事なく押し入れの奥に仕舞われてしまった。
お利口カーシャは正しくクールマットを使用する

それから数年後。カララは亡くなり、その半年後にカーシャが里犬として我が家にやって来た。
カーシャが我が家にやって来た最初の夏、やはり暑い日々がやって来た。カララの事があるので、クールマットなど出しても使わないのではないか? と懸念しながらも、このマットを出してみた。するとカーシャは何のためらいもなく、最初から正しくこのクールマットを使い出した。
カーシャの好きな使い方は、足を真っ直ぐに後ろに延ばして平べったくなり、頭から胸の辺りにマットを敷く寝方だ。オレが「カーシャジェット」と名付けている体形だ。夏の間クールマットを居間に敷きっ放しにしてるが、涼みたくなればいつでもマットの上で腹ばいになって伸びている。
そんな訳で、この暑い9月、昼に夜に、涼みたくなればカーシャはこのクールマットの上で、カーシャジェットをしている。実に正しくクールマットを使用しているカーシャ。カーシャはとてもお利口さんだ。
それにしても、カララはこのクールマットの何が氣にいらなかったのか? 今でもその理由を教えてもらいたいものだとずーっと思っている。マットが小さ過ぎて嫌だったのかなぁ?
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