セコマのチョコミントアイスはダントツの清涼感No.1! オホーツク産ハッカは世界最強のミントなのだ
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道民に愛されるコンビニがセコマ
内地の人はあまり耳馴染が無いだろうが、北海道で一番目にするコンビニといえばセコマ。もともとはセイコーマートと呼んでいたが、略称で短くセコマと道民に呼ばれているうちに、会社名もセコマになってしまったコンビニだ。
セコマに立ち寄れば判ると思うのだが、他の大手のコンビニと違って、何故か判らないがちょっと田舎臭い。垢抜けない。昔の個人商店を彷彿させる何かがある。何だか小さなスーパーマーケットを思わせる所がある。そこが道民に愛されて、顧客満足度No1.を何年も維持している。
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そんなセコマは週に何度か新聞に折込チラシを入れる。そんなチラシを見ていてオレの目が釘付けになったのは、チョコミントのアイスクリーム。そう、オレはチョコミント派なのだ。チョコレートの味と、あのスーッとする爽快感が堪らなく好きだ。そんな事もあり、網走の人気のアイスクリーム店でアイスクリームを買う時は、決まってチョコミントなのだ。
セコマ・オリジナルのチョコミントアイス
今年の夏はそこそこ暑く、アイスクリームなんか食べるのにちょうど良い熱さの日が続いている。アイスクリームでも買って帰ろうかなと思っていたつい先日。結婚12年目にもなると以心伝心、阿吽の呼吸ってやつで、女房がまさにそのチョコミントアイスを買って、オレの帰宅を待っていた。しかもソフトクリームと棒っこアイスの2種類があるじゃないか。女房曰く、「各々別の産地のハッカを使っているから、味を比べたいと思って」と。
そんな訳で、セコマのこのチョコミントアイスを2種類食してみたのだ。まずは棒っこアイス。北海道ではアイスバーの事を棒っこアイスと呼んでいる。見た目はよくあるチョコレートコーティングのアイス。食べると中がハッカ飴のように青いアイスになっている。
食べて爽快。沁みるようなミントの味が口に広がる。これほど鮮烈なチョコミントは初めてだ。そのミントの爽快感は喉を通り抜け、胃までヒンヤリと感じるほどだ。鼻に抜ける爽やかなミントの香りが心地よい。
このアイスバーは(そうだ、棒っこアイスは世間一般ではアイスバーと呼ばれているんだ)、滝上産のハッカを使用している。あまり馴染が無いだろうが、滝上とはオホーツク地方の北部の内陸にある街で、実は日本で一番ハッカの生産量が多い街なのだ。
その滝上町のハッカオイルを香料として、この棒っこアイスには使用されている。そう、人によっては暴力的とも思えるこの爽快さは、ミントのものじゃなくハッカのスースー感なのだ。日本産のハッカは世界でも有数のメンソールの含有量を誇るミントなのだ。そんなハッカオイルを香料として使ったチョコミントアイスだから、爽快感最強。これほどスースーするチョコミントは初めてだ。
続いてソフトクリームも食してみる。こちらはチョコ味とミント味のミックスソフト。これは北見産のハッカを使用している。棒っこアイスに比べて、こちらはやや控えめだ。こちらは一般大衆向けだと思う。だがやはりかって世界一の生産量を誇った北見産のハッカオイルを使っているだけあって、けっして他のヤワなミントアイスとは格が違うのだよ。そう、北海道の御土産屋さんでよく見かける、あのハッカオイルの鋭い香りが漂ってくるようだ。
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ハッカオイルの活用方法 夏はお風呂に!
このハッカオイルは、北海道では普通に虫よけとして活用されている。首筋や手足にスプレーしておけば、あまり虫が寄ってこない。安全な虫よけスプレーとして使う人が多い。オレは市販の虫よけスプレーなんか使えば、具合が悪くなるので、ハッカスプレーしか使っていない。市販の虫よけは農薬そのものといって変わらない成分を使っているからね。
それと夏の場合一番のオススメは、お風呂にこのハッカオイルを何滴か垂らして入浴するのが最高。湯を上がるとスーッと全身に清涼感があって、とても氣持ちが良い。だけどもハッカオイルを湯船に決してドバドバ入れては行けません。沢山入れると、逆に凍えるんじゃないかって思うぐらいに寒気を感じるよ。
実はオレ真冬に何か勘違いして、ハッカオイルをお風呂に入れた事がある。湯上がりの寒い事寒い事。心底震えて、数時間いくら厚着しても凍えるかと思った体験がある。ハッカは清涼感が超強力だから、使いすぎには気をつけて。
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