これでブルーベリーの実を保護する スズメバチ撃退成功! ブルーベリー2021年秋
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今年もブルーベリーにスズメバチの食害発生
8月になりブルーベリーがどんどんと熟し始めた。甘く熟したところで収穫しようとすると、まるで作りかけのデススターの様に実が食われてしまっている。スズメバチの食害がもう始まってしまったのだ。
今年は7月から暑い日が続き、そのお陰でスズメバチが活発になる時期が早まったらしい。早速スズメバチトラップを仕掛けてみたものの、ブルーベリーの食害は進む。トラップにかかって死ぬスズメバチよりも、実を食べるスズメバチのほうが多いのだ。
今年も奴らにやられっ放しなのか? ちょうど食べ頃になったブルーベリーを奴らにムシャムシャと食べられているのを黙って観ているオレだった。仕方なく実が青くなったらすぐに収穫して食べていた。だがそれだと完熟じゃないので、さっぱり甘味が無いのだ。甘酸っぱいのはブルーベリーの魅力だが、酸っぱいだけじゃハスカップやカシスと同じじゃないか。
そんな悲しみを持ちながら、どんどんと青くなって行くブルーベリーを見て、ブルーになっていたワタシです。
そうだ! 実を保護したらどうだ?
いつもの様に悲しいブルーベリーの果樹達を見に庭に出た時、お隣さんの庭が目に入った。そこは老夫婦2人が果樹やら、花やら野菜やら色々と栽培している庭だ。おじさんが一生懸命に、リンゴの木に成った実に袋をかけている。暑いさ中にご苦労様だと思った。
その時一つのアイディアが頭に浮かんだ。そうだブルーベリーだって袋をかけたって良いじゃないか。リンゴみたいに1粒1粒袋をかけるわけには行かないが、実がなっている房ごと袋をかけるのなら可能だ。
そう思いつけば、すぐに実行せずにはいられない。なんせブルーベリーはオレの楽しい趣味の一つなのだ。
車庫には使っていないパオパオがいくつかあった。それを適当な大きさに切り、袋状にホッチキスでとめる。それをブルーベリーの未熟だが、たわわに実っている枝にかぶせて、スズメバチが入ってこないように開いた口はヒモで縛ってみる。
そんな風にして、ブルーベリーの房を保護してみると、全部で10袋必要だった。
美味しく完熟した甘いブルーベリーを毎日頂く
この作戦が大成功だった。ブルーベリーの実を袋に入れてからというもの、スズメバチは諦めたのか、寄ってくる事もなくなった。袋の中で実がどんどんと大きくなり、そして色づいてくるのを毎日楽しく眺める日々。
そして先週末から、実がパンパンに膨れ、そしてちょうど良い熟れ頃になったものから収穫を始めた。実の大きさは大きいものは10円玉ほどにまで成長している。そして食べると甘くて、ほんのりと酸っぱい。最高のブルーベリーの実だ。去年はスズメバチにやられて、ほんの少ししかそんなおいしい実を食べる事が出来なかった。
今年はこの袋のお陰で、8月の終りから毎日小ボール1杯分のブルーベリーを食べる事が出来る。この時期の朝食は獲れたてのブルーベリー(普段は朝食は食べない)。ああ、なんて至福の時間だろう。
現在我が家のブルーベリーの樹は15本。樹の本数が少ないからこそ、袋がけをして虫害を防ぐなんて事が出来る。数百本もあるようなブルーベリー農園はとても苦労しているんだろうな。スズメバチにムシャムシャと実を食べられている、そしてそれをただ黙って見ているだけというのは屈辱だ。今年は見事スズメバチからブルーベリーの実を護る事が出来た。
実の収穫が終われば、こんどは紅葉が楽しめる。ブルーベリーの栽培は楽しいよ。
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