ブルーベリーの花が咲き始める 知床の初夏 5月の下旬
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今年もブルーベリーの花が咲きだした
今年もブルーベリーの花が咲き始めた。先週の砂嵐は凄まじくて樹木の被害が心配だったが、幸い我が庭は無事で、ホッとしたところでブルーベリーの花が開花し始めた。
うちの狭ーい庭に所狭しと植えてあるブルーベリーは、早生と遅咲きとが混在している。早生の品種は5月の後半には花を付け始め、7月の半ばには実が収穫できるようになる。実の熟すのが遅い木は、10月ごろまで収穫できるから、3ヶ月近くもブルーベリーが楽しめると言う事だ。
見切り品の貧相な苗から育てたブルーベリー達
長くブルーベリーの実を楽しむのは、初めから狙ったものではなく、たまたま偶然こうなってしまった。というのもうちのブルーベリーの木は、殆どがホームセンターで購入したもの。売れ残りのはっきりした品種の判らない安い見切り品を見つけては購入して、せっせと育てた。
ホームセンターの見切り品置き場に、ひょろひょろっとして、生きが悪く、誰も連れていってくれないような小さな苗を見かけると、ついつい連れて帰ってしまいたくなる。そんなブルーベリーの苗達も今じゃ樹高が1m近い立派な樹に育ってくれた。そんな事で、我が庭にはいろいろな品種が混在する事になってしまったのだ。
ブルーベリーとひと括りで言うけれども、品種によって実の大きさから、収穫時期までずいぶん異なる。我が家の「ブルーベリー・バンド」は、そんな多彩な品種で編成されている。今開花しているのは全体の1/3程度。他の樹はまだ蕾が膨らみかけてもいないくらいだ。
そしてつい先日、また誰にも見向きされないブルーベリーの苗を見かけて、ついつい購入してしまった。葉ばかりがしげしげと育ち、殆ど花芽を付けていなかったのが敬遠された理由だろう。苗でも、沢山の蕾を付けた苗から売れている。こんなに元気そうな苗なのにね。そんな訳で、我が家のブルーベリー・バンドは新しいメンバーを加えて、益々賑やかになった。
キツネの来る街斜里
ところで斜里の街では、キツネを見かけるなんて極く普通の事だ。こんな街中の何処かに巣を作って暮らしているんだろう。我が家の回りにも、何頭かキツネがやってきて、いたずらをしては帰って行く。訪問したと言う名刺代わりにウンコをして行ったり、畑を掘って行ったり、時には鶏を見に来たり。
人間が地面を掘ったりした後は、必ずと言っていいほどキツネもその後を掘り返す。だから新しく植えたブルーベリーも、氣を付けないと掘り返されて、やつらにぶん投げられてしまうのだ。新しく植えた苗の地面を板で囲ったりなどして、ほじくり返されないように気をつけている。
そんなキツネのいたずらが無いかをチェックしたり、雑草を抜いたり、草木に異常が無いかを確認したり、でも毎朝の庭の巡回は至福の時間でもあるのだ。
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