久々の本格的吹雪! 2024年1月25〜26日
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2日間の猛吹雪
ここ数年間、ここオホーツクの知床地域では吹雪らしい吹雪がなかった。今年もどちらかといえば気温が暖かに推移していて降雪量も少ないので、また吹雪の無い冬になるのかなと思っていた
ところが予想は一転、1月25日から26日の夜中まで、久々の本格的吹雪が到来した。予想では3日間吹雪く予定だったのだけれど、27日は多少雪が降り、風が強めといったところでこれじゃ吹雪とは言えないなぁ。とはいえ吹雪が2日間続いたのだ。
吹雪は何故かワクワクする。それは子供の頃の記憶に原因があるに違いない。夜に吹雪く外を窓から眺めて、もっと吹雪け! 風よ吹きまくれ! と祈願していたものだ。というのも吹雪けば学校が臨時休校になる。それが楽しみで吹雪とワクワクしていたのだ。学校は苦痛の多い場所だったな。それは職場も同じ事だった。
そんなことで25日はたびたび外の様子を伺って、吹雪の様相を楽しんだ。「ああ、窓がもうこんなに埋もれている」
「玄関に雪が吹きつけて全く外が見えない。玄関の戸が開かないぞ!」
吹雪くと何故かワクワクする
24日はそんな吹雪の予想を聞いて、玄関内にたっぷりの薪を移動しておいた。というのも薪は車庫や家の壁沿いに積み上げてあるのだ。外に取りに行かなくてもすむように、こうして事前に準備しておく。気分は遠足前の子供のようだ。
そんな事で2日間の吹雪は終わった。除雪以外は外には出かけない。出かけられない。のんびりと籠城を楽しんだ。
そんな吹雪のさなかだが、意外と外は賑やかだ。雪が止みかけると、各所で一斉に除雪作業に繰り出す人達がいる。町内各所に隠されたブルやらショベルカーやらが一斉に稼働し出し、普段はひっそりとしているこの知床の街・斜里は重機の動作音が町中に響き渡る。吹雪の時こそ、この街に人が住んでいる事がよくわかる時なのだ。
ついに流氷接岸か?
2日間強い北西の風が吹き荒れた。さあて、流氷はいったいどうなっただろう? ひょっとしてもう着岸しちゃったかな?
動画でもどうぞ。
実に寒々しい海だ。
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