1通の英文の脅迫メールが届く「ポルノサイトを見てましたね。個人情報を盗みました」 これは単なる詐欺

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ポルノサイトを見てたよね? と脅迫メールが届く

オレ、脅迫される!

先日迷惑メールフォルダーをチェックしていたら、妙な英文メールが届いていた。
メールの題は、なんと!オレが以前使っていたパスワード!


不審に思い本文を読んでみると、これは脅迫メールじゃないですか! オレは見ず知らずのWalter Rodriguezというハッカー気取りの糞ガキ(たぶん)に脅されている。ひえーーー、オレ「きょうはく」されちゃったよ〜〜〜。

脅迫者:Walter Rodriguez
メールアカウント:Henderson@wow-account.n●● ←万が一を考えて一部伏せ文字

これがその脅迫メールのコピー。以下引用

i know XXXXX(←ここにパスワードが書かれていた) is one of your password.
I’ve recorded your cam while you were watching porn on XX sites, also I’ve installed a keylogger on ur pc & collected all your contacts on social networks, messenger & emails.
If you want me to erase the recording, pay me 1128$ on bitcoin address: 3K3vVqkxeDeD8Qbex4MzXe2WdAcfw2WXzF
(search in Google for “how to buy bitcoin”), [case SenSitiVe so copy & paste it].
If I don’t get the bitcoins, I will definately send your video to all of your contacts, don’t reply to this email it’s hacked. yTOkiA

引用終わり

「オレはお前のパスワードの一つを知っている。お前がポルノサイトを見ている時にハッキングしてお前の姿を録画した。さらにソーシャルメディアやメールの友達のアカウント等々盗んじまったもんねー。この動画をお前の友達にバラ巻かれたくなければ、ビットコインでドル1128送金しろ」

というような内容だ。メールアドレスは偽装されていると思うのだが、メールアドレスもそのまま晒した。こんなクソアドレス、偽装もなにもないだろう。多分脅迫用の使い捨てだ。

メールアドレスとパスワードが流出?

思い当たる節は無かったが、最初にこのメールを見た時にはやはりドキリとした。というのはこんな奴にメールアドレスを教えた事も、そしてパスワードなんかもちろん教えてなんかいないからだ。

メールの題にあるパスワードは正にオレがけっこう前に使っていたもの。ただこのパスワードは捨てパスワードとして、どうでも良いサイトでしか使っていないものだ。もし流出したとしても影響の無いサイトでしか、使用していなかったものだ。

だけども、そんな捨てパスワードでも、こうして目の前に「これはお前のパスワードだよな? ボクチン知ってるもんね」なんて突きつけられればドキリとする。ど、どうして、お前はオレの秘密を知っているんだ!と。おれも正直ちょっと狼狽えた。

メールの送信場所を調べてみるとアルメニアから送られてきている。どうせプロクシーだとは思うが、なんともらしい国を使うものだ。元CIAの暴走オヤジを送り込んで、組織を壊滅させてもらいたくなる。

どうでも良い事なのだが、送られてきたメールの氣になる点がいくつか
まずポルノサイトの事をXX siteと表記しているんだけども、普通ポルノを言い表す語句は英語ではXXXとXを3つ使うのが常識。XX siteってなんだ? セリカのXX(ダブルエックス)のファンサイトか? それともチョメチョメのつもりか?(←古い) それに脅すんなら、本当のサイト名を出すはず。webカメラの乗っ取りなんて出来なかった証拠。

もう一つ表記で氣になったのが、要求額が「1128$」と書いてある事。ネイティブなら「$1128」と$マークを頭につけるんだけどね。金額の後ろに$をつけるのって、これは日本人の表記法。しかも金額が細かすぎ。iPhoneかパソコンでも買いたいのか? 文章も馬鹿っぽいし、ネイティブが書いた文章とは思えないのだ。犯人は日本人のクソガキじゃないかとオレは推測する。ちゃんと英語を勉強しておけよ。

AdobeやSoftbankが流出させた個人情報を流用か?

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それとパスワードなんだが、これは以前Adobe糞ソフトバンクが個人情報を流出させた事件があった。その情報はアングラサイトなどで今でも売買、もしくは共有されているんだろう。そんなデータを拾ったガキが、無差別に送り付けているんだろうと思う。

この脅迫を受けてから今日で5日目。「 I will definately send your video〜」と言っているビデオは未だにオレのどの友達にも送られてきていないようだ、セリカXXのサイトをこっそり見ているオレの姿が。どんなビデオなのか楽しみにしているんだけどなぁ。

ちなみにオレのマックのwebカメラは、常に付箋を貼り付けて使えないようにしています。Appleみたいな信用出来ない企業は、どこでユーザーの情報を盗んで集積しているか分かったものじゃないので。念のためにね。

長々と書いてしまったが、もし海外からこんな脅迫メールが届いたら、無視するのが1番。たとえ身に覚えがあってもw 

そんな訳で今回は、脅迫メールの添削の回でした。

オレが力を込めて脅迫メールは無視だ! といっても安心出来ない皆様は、以下のリンクの記事を読むが良かろう。

■自分が設定したパスワードが書かれた脅迫メールが来た

■「ポルノ閲覧の姿をさらす」とユーザー脅迫、パスワード記載で信ぴょう性を高める



ここまで読んで頂きありがとうございます。

私の記事が面白いと思ったら、ソーシャルメディア等でシェアしていただければ幸いです。 東倉カララ

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