深夜の散歩 人は居ないが謎の動物が深夜徘徊 知床2022冬
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雪の上の足跡で深夜の散歩者を知る
今年の知床地域は雪が多い。いやここ数年少なかっただけで、実は今年の冬は例年並の降雪なのだ。人間はすぐ過去の事を忘れてしまうと思う。
1月は毎日が雪の様な気がする。晴れ空を見たのはいったい何日間だったのだろうか? これじゃビタミンDが不足するので、鮭を多めに食べる。
昨日はめずらしく夜空が出ていたのに、翌朝窓を開けると地表には数センチ雪が積もっていた。
そんなふかふかの雪の上を謎の生物が歩いた痕跡が残されている。その足跡は隣の敷地からやってきて、我が家の庭や畑の上を通過して、お隣さんの地所に消えていった。
時々その謎の生物は、名刺替わりに糞を置いていってくれる。とても迷惑だ。
今朝は謎の生物は3ヶ所にオシッコをしてくれていた。謎の生物のこの時期の尿の匂いはとても臭い。玄関を出ると、何処かにオシッコをしていったのが分るほど、クサイ臭いが空間に漂ってくる。
今日は除雪の雪を積み上げ「しゃりりん高原」の麓に2ヶ所もおしっこの跡を見つけた。こんなものを間違って踏もうものなら、長靴に匂いが移り玄関まで臭くなる。なので見つけ次第スコップで周りの雪ごと、オシッコの跡を撤去しなければならない。
深夜、枕元にたたずむ謎の生物
雪の上に残された足跡を辿ってみると、その足跡はしゃりりん高原の麓をぐるりと周り、庭を通り、そして寝室の窓の前にしばらく佇んでいた事が分かった。静まり返った深夜、何も知らないアタシたちの枕元からわずか1m程離れた窓の外には、謎の生物が佇んで、こちらの寝息を窺っていたのだ。
そんな事も気がつかずにすやすやと眠っているアタシたち。そんな景色を想像したら朝から可笑しくなってきた。
どうやら足跡は1匹だけじゃなかった。土曜日の午後、繁華街を歩いても誰ともすれ違わない知床の街・斜里。だが深夜は色々な動物が徘徊していて賑やかだ。
もちろんこの話は山の一軒家の事じゃない。我が家は街の中心から歩いて10分ほどの住宅が建ち並ぶ住宅街にあるのだ。これが知床の当たり前。
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