犬のカーシャはアジソン病発病から3年が経過しました

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アジソン病の犬カーシャ 道の駅しゃりにて

3年前の12月にカーシャはアジソン病を発病した

今年の12月はいつに無く忙しかった。不思議な事に予期していない飛び込みの仕事依頼が次々とやってくる。会社の売上は大幅ダウン。ボーナスも過去最大のダウン。そんなさ中だけに、予想外の仕事がやってくるのはありがたい。

今年の年末はなかなかの忙しさだったが、3年前の今頃もとても忙しい日々を過ごしていた。

そんな忙しい時期に、犬のカーシャが突如体調を崩した。12月に入ると全く何も食べなくなり、水すら飲まなくなったのだ。そして、怠そうに、ぐったりと寝込んでばかりいる。そんなカーシャを病院に何度か連れて行き、判明したのはアジソン病の発病だった。

ちょうど仕事が年末進行で忙しいさなかのカーシャの発病。日帰り入院、その後の通院等々、仕事が終わってから病院へお迎え、看病等でオレまで倒れてしまいそうな日々が続いた。そんなことがあったのが3年前の12月だった。

アジソン病とは副腎皮質ホルモンが出なくなる病気

アジソン病の犬カーシャ


アジソン病とは聞き慣れないだろうが、簡単に言ってしまえば副腎皮質ホルモンが出なくなると、いろいろな症状が出る。極度の食欲不振、嘔吐、衰弱、その他色々。一件無関係な症状がいろいろ出るため、経験の無い獣医ではなかなかアジソン病にたどり着かないというのも面倒な面だ。

カーシャもアジソン病と診断されるまでに時間がかかり、危うく死んでしまうところだった。体重も大幅に減少し、発病前と比べると5kg以上痩せてしまった。危機を脱出した直後の写真を見ると、正に骨と皮だけのガリガリの犬になってしまった。

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この3年でカーシャはずいぶんと変わった

アジソン病の犬カーシャ

カーシャはアジソン病になってしまったけれども、副腎皮質ホルモンを薬剤で補ってあげればこれまでどおりの生活を送る事が出来る。病気を気遣いながらも、カーシャもこの3年間ごく普通に過ごしてきた。

とは言え、カーシャがアジソン病を発病したのは、まだまだ若い5歳の時だった。そして現在8歳のシニア犬になってしまった。この3年間でカーシャは随分と変わった。

まず変わったのは、見た目だろう。カーシャはイエロー・ラブラドール犬だが、イエローと云うよりも焦げ茶色に近いほど色の濃い犬だった。そんなカーシャも8歳になれば、鼻周辺、目の周りの毛の色が随分と白くなった。年寄り臭い顔になってしまった。日々はしゃいで走り回ったりと行動は若い頃と変わらないのだけれど、見た目は随分とおばちゃん臭くなった。

見た目がおばちゃん臭はなったものの、その代わりに顔の表情がとても柔和になった。発病前は目つきがとてもきつく、道を歩けば出会った子どもたちに「コワーイ」とよく言われていた犬だった。

アジソン病の犬カーシャ
怖ーいと言われていた頃のカーシャ かぶり物をしていてもかわいくない

それが今では出会った人とすれ違う歳に、「かわいい!」とよく言われる。顔が白くなったこともより柔和に見せているのだろう。そして顔が少し緩んだのかもしれない。そのことが表情を和らげ、可愛らしく見せているのかもしれない。

アジソン病の犬カーシャ
かわいい!と言われるこの頃のカーシャ かぶり物もとてもよく似あいます

そしておまけによく笑うようになった。発病前と発病後のカーシャの写真を見比べて見ると、圧倒的にカーシャの笑顔が増えた。

次に気がついた変化は怒らなくなった事だ。もともと人を噛むような犬ではなかったが、不用意に腰周辺に触れたり、触ったりするとよくうなり声を上げたり、吠えたりしたものだ。それが今ではそういうことはほとんど無くなった。

夜寝るときも、オレや女房にピッタリと寄り添うように寝るようになってしまった。以前はそうやって寝ていて手が不用意に触れようものなら、怒って吠えたりしていたものだ。だが今ではほとんどそんな事が無くなった。

ぴったりとカーシャがくっついてくるおかげで、女房は寝返りが打ちづらく、寝づらいとぼやくことになってしまったが。

それはともかく、里子として我が家にやってきたカーシャと、この3年間でより密接になったのは間違いない。これで本当の家族になったとオレは思う。

日々一緒に暮らす喜びが増してくる

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アジソン病の犬カーシャ
領土に不審者が侵入しないか見張っている夜警カーシャ

シニア犬の年齢に達したとは言え、足の爪を折るなど、まだまだカーシャはやんちゃな犬だ。そしてますます賢くなり、これからのカーシャとの日々がより楽しみになっている。子犬、若犬、シニア犬、老犬。その犬生のステージごとに喜びが増えてくる。

ただ現在のこの混乱の行く末がとても気になる。人の往来が制限され、物流も再び滞ってき始めた。カーシャのホルモン剤はすべて輸入に頼っている。前回薬を注文してから、実際に手元にどどくまでに1ヶ月ほど時間がかかった。以前なら10日以内に届いていたと云うのに。

そんな懸念があることから、ホルモン剤を我が家では多めに備蓄している。現在もしもの事を考えて、1年分のホルモン剤を確保してある。いろいろと変な噂も聞こえてくる。あれこれ心配するよりも、ともかく備蓄に励もうと思う。アジソン病の場合は、薬を切らす訳には行かないのだ。

アジソン病の犬カーシャ
はしゃぎ過ぎて左後ろ足のツメを折ったカーシャ 包帯しています

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