アジソン病の発病から2年 カーシャは日々いつも通りに過ごしています

2018年12月 カーシャはアジソン病発病

アジソン病の犬 日々元気に過ごしています
室内野菜プランターを撮影しようとするとカーシャがやって来てポーズをとる

2年前の今の時期はホント、むちゃくちゃ大変な日々だった。年末で忙しい時に、カーシャが突然何も食べなくなり、ぐったりとしだした。そして一日に何度も吐く。症状はどんどん悪くなるばかり。何度も病院に足を運び、いろいろ検査した結果、カーシャはアジソン病と云うことが判明した

そんな病気だとは露とも思わず、カーシャの体調がおかしくなってからしばらく様子見したのがまずかった。病名が判明した時には、カーシャはもう危篤状態だった。おまけに腎不全も起しかけている。カーシャはその日、即入院になった。その晩カーシャを病院に見舞いに行く。

獣医曰く「懸命に処置をしたが、明日までもたないかもしれない」と云われる。

「今日このまま入院させて置くのもいいけれども、かなり状態は悪い。人に因っては、犬が亡くなるのを見るのが辛いからと云って、病院に預けて行かれる方もいる。病院で独りっきりで亡くなるのはかわいそうだからと、家でみんなで見守りたいと言う人もいる。どちらかを選んでいただけませんか?」とまで云われた。

その晩オレはカーシャを家に連れ帰った。カーシャはその晩を見事に乗り越え、腎不全も、病状もその日から徐々に回復してゆく。

破壊犬カララ登場!

ラブラドール犬の壊しっぷり
破壊の女王カララ

その時オレは思った。カーシャは間違いなくあの日、虹の橋のたもとまで行ったと。いざ橋を渡ろうとした正にその時、橋の向こう側から先代犬カララが颯爽と駆けつけてきた。カララはカーシャと挨拶する間もなく作業に取り掛かる。

カララは虹の橋の上り口を、齧って破壊し始めたんだ。破壊犬カララ。カララは何でも齧って壊した。破壊はカララの得意技だ。

あまりのことにカーシャは、そんなカララをただ見守るしかなかった。あっという間に虹の橋の上り口は破壊されてしまった。上れないものは仕方がないので、カーシャは再びこの世にトボトボと重い足で引き返した。

うなだれて去ってゆくカーシャの後ろ姿を見て、カララは頭をフリフリ、しっぽをブンブンと振り回し、上機嫌に虹の橋の向こう側に去って行くのであった。あまりにも鮮やかなカララの破壊っぷりに、カーシャも驚いたことだろう。これが伝説のカララなのだ。

カララありがとう! お前のそんな能力がついに役に立つ日が来たよ。ありがとうカララ。

円安が心配だ

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整体施術
女房が義父の腕を整体している。カーシャも付き添います。

アジソン病は副腎皮質ホルモンが出なくなる病気だ。副腎皮質ホルモンが出なくなることで、極度の食欲不振、嘔吐、下痢、体温低下等々いろいろな不調が出てくる。血液の電解質のバランスが悪くなり、何もしなければ確実に死んでしまう病気だ。なので日々出なくなってしまった副腎皮質ホルモンを薬剤で補充しなければならない。つまり生きる為には、一生涯副腎皮質ホルモン剤を飲まなければならないのだ。

このホルモン剤を飲ませている限りはカーシャは通常の生活を送ることが出来る。日々の暮らしを見ていると、カーシャがアジソン病を患っているなんて分からないだろう。この2年間、多少調子が悪そうな日が幾日か続いたりすることもあったが、ほぼ平穏に過ぎて行った。

気がつけば目の回りの毛がずいぶんと白っぽくなり、マズル周りの毛の色も薄くなった。7歳と云えばもうラブラドール犬にとっては、もう初老の入り口だから仕方がない。が、病気のせいで少し老けるのが早まっているのかもしれない。

顔が白っぽくなったせいか、カーシャの顔の表情がとても柔和になって、散歩ですれ違う見知らぬ人から「カワイイ」と毎日云われるようになってしまった。

カーシャがこの先もずっと平穏に暮らす為には、副腎皮質ホルモン剤は必須の薬だ。薬はあまりにも高価なので海外から個人輸入で購入している。幸い今のところ円高が続くが、それがこの先も続くなんて云う保障は一つも無い。安ホな政府のお陰で、この7年間でこの国の姿はすっかり変えられてしまった。かって先進国と呼ばれていたこの国も、今じゃ後進国どころか後退国だ。

だからこの先も、今の円の水準が続くとは、とても思えない。いずれ後退国に相応しい為替になるのだろう。為替が円安になればフロリネフ(副腎皮質ホルモン剤)は高価になってゆく。それは我が家にとっては死活問題だ。

ああなんとも悩ましい暗い未来だ。今のような格安なフロリネフは今後期待出来ないかもしれない。なので資金に余裕のある時にまとめ買いをして、どんどん備蓄して行こうと思っている。この薬にカーシャの命が懸かっているから切実な問題だ。

それはともかく、カーシャは発病から無事2年目を迎えることが出来た。今でもあの時のカーシャの冷たく冷えきった足が忘れられない。あの時オレは布団の中で具合の悪くなったカーシャを抱いて、一生懸命温めてあげたのだ。

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ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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