2020年 知床流氷通信17  オホーツクの海明け (真鯉地区・3月29日)

流氷が浮かぶオホーツク海に沈む夕日 2020年知床

2020年知床流氷通信は今回で終了

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思いつきでシリーズ化したこの2020年知床流氷通信は17で終了としよう。高台からオホーツク海を見ると水平線上は真っ白ではある。だが海上保安庁発表の流氷分布図を見ると、氷が急速に溶けて流氷範囲が急速に縮小しているのがわかる。もう知床半島先端に近いところにしか氷が接岸していない状態だ。
浜に行くと打ち上げられた氷が、寂しくどんどんと溶け去ってゆく。

この文章を書いている本日(4月2日)はかなり北風が強いのだが、そんな訳でもう氷が浜にまで押し寄せてくるような事は無いだろう。もしそんな事になれば、また続きを書きたいとは思っているのだが。

という事でこの通信も17で終了とする。最後は知床妖精・キヨちゃんが3月29日に撮影した夕日の写真で締めくくろうと思う。

オホーツクの海明けももうすぐだ。

撮影場所は、斜里町真鯉地区の海岸。この辺りは住む人もいない無人地帯だ。ただ漁業者だけが作業で訪れる地域。斜里の市街とウトロの中間点と云った場所だ。

流氷が浮かぶオホーツク海に沈む夕日 2020年知床
この辺りの浜は岩礁帯で、氷がずいぶんと打ち上げられている。
流氷が浮かぶオホーツク海に沈む夕日 2020年知床
遠く網走の大地に夕日が吸い込まれるように落ちてゆく。
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2020年 知床流氷通信一覧 
流氷の無い知床 2020の冬(2月4日) 
2020年、流氷来たる知床 2月10日流氷接岸
冬のお散歩は遠くに流氷を望むため(2月12日)
知床は流氷シーズン到来(2月12日)
知床流氷通信5(2月17日)
知床流氷通信6 濃青緑の海 流氷は沖合に(2月23日)
知床流氷通信7 再び流氷接岸!(2月29日)
知床流氷通信8 斜里港から(3月8日)
知床流氷通信9 流氷に降る雨(3月10日)
知床流氷通信10 低気圧襲来で流氷はこうなった(3月11日)
2020年 知床流氷通信11 網走市郊外・北浜駅(3月14日)
2020年 知床流氷通信12 以久科原生花園(3月16日)
2020年 知床流氷通信13 流氷の海に転落? 以久科原生花園海岸(3月18日)
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2020年 知床流氷通信15 静寂の海再び 春の流氷の海(3月25日)
2020年 知床流氷通信16 斜里川西岸 海岸は知床彫刻の海美術館(3月29日)



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