2020年 知床流氷通信14 知床方面の海岸は流氷がまだ接岸中(3月21日)
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知床はまだ流氷シーズンまっさかり
3月20日に北海道を通過した颱風並の低気圧によって、海岸を埋め尽くしていた流氷はすっかりと沖合に押しやられてしまった。海上保安庁発表の流氷分布図を見ても、網走より北の地域は、海が広く開けているのがわかる。そして斜里の前浜から見る海に、流氷は欠片も見えない。いや欠片はプカプカしている。
そんな流氷状況なのだが、斜里の市街から更に東に移動する事20km程、すると流氷はまだまだ健在なのだ。ここから知床半島にかけての地区はまだまだ遅い流氷を見る事が出来る。知床半島はオホーツク海の1番底辺に位置する関係で、どうも氷が吹きだまるようだ。そう、ここは知床はオホーツク海の底に位置する地域なのだ。
だがそんな場所まで仕事の最中にサボって出掛ける事も出来ず、今回は知床在住のセミプロの写真家の撮影した流氷写真を紹介する事にした。ちょうど18日ごろから21日の間にかけて、その写真家・知床妖精キヨちゃんは熱心に流氷の写真を撮っていたのだ。
先日の記事にも書いた、水没させてしまったオレの哀Podはやはり死んでしまった。そんな事もあり、なおの事自分で写真を撮影出来ない。今回は知床妖精キヨちゃんが高価なカメラ(本体+レンズで70万円を超える)で撮影した画像を拝借して記事を投稿する。やはり哀Podとは雲泥の差の質だ。
知床妖精キヨちゃんを見かけたら声を掛けて欲しい
ちなみに知床妖精キヨちゃんは、今年で83歳になる。知床の山や海、川で、えらく高級な一眼レフを構えた老人を見かけたら、「知床妖精のキヨちゃん」ですか? と是非声を掛けて欲しい。
2020年 知床流氷通信一覧
・流氷の無い知床 2020の冬(2月4日)
・2020年、流氷来たる知床 2月10日流氷接岸
・冬のお散歩は遠くに流氷を望むため(2月12日)
・知床は流氷シーズン到来(2月12日)
・知床流氷通信5(2月17日)
・知床流氷通信6 濃青緑の海 流氷は沖合に(2月23日)
・知床流氷通信7 再び流氷接岸!(2月29日)
・知床流氷通信8 斜里港から(3月8日)
・知床流氷通信9 流氷に降る雨(3月10日)
・知床流氷通信10 低気圧襲来で流氷はこうなった(3月11日)
・2020年 知床流氷通信11 網走市郊外・北浜駅(3月14日)
・2020年 知床流氷通信12 以久科原生花園(3月16日)
・2020年 知床流氷通信13 流氷の海に転落? 以久科原生花園海岸(3月18日)
・2020年 知床流氷通信14 知床方面の海岸は流氷がまだ接岸中(3月21日)
・2020年 知床流氷通信15 静寂の海再び 春の流氷の海(3月25日)
・2020年 知床流氷通信16 斜里川西岸 海岸は知床彫刻の海美術館(3月29日)
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